森美術館の「未来と芸術展」のインパクトは大きかった。
でも高所恐怖症の私には東京タワーを見る高さはこんなもんでいいんだよなぁと六本木ヒルズを出た。
そういう予定ではなかったのだけど、なんだかむしょうに不忍池が見たくなって上野へ。
蓮を眺める。
ついでにカハクへ。
上野公園は桜に紅葉に黄葉に。
国立科学博物館『ミイラ「永遠の命」を求めて』展。
会期は2019年11月2日~2020年2月24日まで。
展示会場の撮影は禁止で画像はありません。
南北アメリカ・古代エジプト・ヨーロッパ・オセアニアと東アジアの様々なミイラとそれに関係する127点の展示物とカハクで過去に展示されたミイラ3点。
ミイラというと古代エジプトで人為的につくられたイメージだけど、偶発や日本の即身仏も含めて世界中にあったんだなぁ。
カハクのミイラ展の展示会場は撮影禁止だけど、トーハクの東洋館のミイラは撮影できる。
はずだったのだけど、そのミイラがある展示室は今回の東洋館の「人、神、自然ーザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界」展の展示会場にもなっていて撮影禁止。
カハクとトーハクがタッグを組んでなにがなんでもミイラの写真は撮らせんぞ!な気がしてしまう(^^;(^^;ま(^^;
なんでもかんでもなにがなんでも写真を撮らせろというわけではないけど、森美術館は確かに日本一の入館者数なわけだ。
今の写真を撮る目的の大半はネットへの投稿。
森美術館は比較的撮影自由。
でも来館した皆が同じような角度で同じような画像をアップするのだから、今までは特別扱いだったマスコミとか、ネットで色々と稼ぎたい人たちにとってみたら価値が減る。
でもそうでない人たちにとってみたら、自分の感動を画像でストレートに発信できるのだから無邪気にものすごく嬉しい。
こういう世界もトップダウンとボトムアップの組み合わせが大事なのかも。
さすがにこの本は手にもとらなかったけど。
それにしても・・・
ミイラは本当に永遠の命を求めた行為だったのだろうか・・・
それを前提にすると、ミイラから現代の不老不死狂奏曲へとつながるけど・・・
もしかして全く違う宇宙観があったとしたら・・・
などとわけのわからぬことを思いながら家路。