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今日のころころこころ

2022・5・15 神奈川県立歴史博物館特別展「洞窟遺跡を掘る-海蝕洞窟の考古学-」

神奈川県立歴史博物館へ。





特別展「洞窟遺跡を掘る-海蝕洞窟の考古学」。
会期は4月29日~6月26日。
三浦半島にはたくさんの洞窟がある。
これらの洞窟に人工的なものは無い。すべて浸食洞窟であり、海の波によって崖面が削り取られてできた海蝕洞窟。洞窟ができた後に土地
が隆起することで離水し波の影響を受けなくなり、いにしえの人々っがこれを様々に利用した痕跡がある。
いつどんな人たちがどのように利用したのか発掘調査が続けられてきた。












調査が進むにつれて、弥生時代から古墳時代にかけての利用が浮かび上がってきた。
住んだというより一時的に滞在していたようだ。
最新の研究では、巧みな航海技術を持ち広く交易していた海の民の姿が描かれるようになってきた。
三浦半島の洞窟遺跡の一番最初の発見は1924年(大正13年)7月に赤星直忠によるものだったという。
赤星直忠は神奈川県の考古学の先駆者。当時は小学校の代用教員として働きながら三浦半島中の遺跡の調査に勤しんでいた。
それ以前に1918年(大正7年)に富山県大境洞窟で国内初の洞窟遺跡発掘調査が行われていた。その発掘では多数の先史時代の人骨が出土し、当時の日本考古学界には「日本民族」への関心が高まっていたのだった。
気の遠くなるような時間と根気。
自分だけで起承転結できることはほとんどない。
自分は起かもしれないし承かもしれないし転かもしれない。結はいつになるのやもわからない。
自分たちはどこから来てどこへ行くのか。
知りたい。











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