KATT神奈川芸術劇場で開催中の「Lines鬼頭健吾展」。
会期は５月１日～６月５日。
KAATのアトリウムに美術家・鬼頭健吾の大型インスタレーション作品が展開する。
関連企画のひとつが山本卓卓の「オブジェクト・ストーリー」。
会期は５月１日～６月５日。
劇作家であり演出家である山本卓卓がKAATを舞台にドラマ・インスタレーションを展開する。
虫めがねとマップを持って３０の物語を探すのだ。
まずはプロローグ。
マップで確認。
ここか？
床にキャプション。
作品は、ガラスに貼り付けてあった。
虫めがね出番。
人間が普段いかに我々を見ずに生きているか
説教じみた問いかけをするわけではない
ただ忘れ去られ見逃される存在は
物の世界だけの話ではないはずだ
我々は見えない
好意や嫌悪の対象となることもない
ただ確固としてこの空間に存在するだけだ
ピーター・ブック・スタンド
①床
②柱
③天井
④光触媒の誉れ
➄愛だね
⑥推しだね
⑦ディスタンス
⑧壁にインタビュー
壁が喋る。
ふり向けば向かいの壁にスピーカー。
⑨公衆電話の口臭
⑩傘ロッカーの好意
わたしにもすきなものがあるといったらきもいですか？
⑪階段の怪談
あいつがきえたのはおばけのせいだ
⑫椅子でもいいすか？
お座りいただけません
お手荷物置きとしてご利用ください
お座りいただけません
あのね ここだけの話 座ってもいいっすよ
レストランは休憩時間。
