セントバーナードのキングスウッヅ犬舎雑感

犬種の正しいタイプを求めて46年
世界に通用するセントバーナードの作出と啓蒙

お盆も過ぎて

2015年08月18日 18時54分34秒 | 日記

朝晩めっきり秋の気配を感じるようになった札幌番外地.
朝からしとしと雨である。
昔の人たちが良く言っていた「暑さもお盆まで」の言い伝え通りここ札幌南郊外の駒岡丘陵地帯(戦前そして戦争直後までは、この一帯は、御料牧場であった。)迎え盆の前日の夜半に大雨が降り翌朝大気が浄化されたのか爽やかな朝を迎えて以来朝晩の冷気を肌で感じるようになり日中の気温も大変しのぎやすい毎日である。天気予報の天気図の中にも秋雨前線というマークも見えはじめいよいよという感じである。

⇐King's Woods Winchester (boy,80 days )

毎日日が暮れたのか明けたのか解らない存在のオスの仔犬「ウインチェスターWinchester」も昼間木陰より出てきて親犬や私の後を追って遊ぶようになってきた。同胎の仲間がいなくなってから動きの少ない仔犬だなと思いながら見守ってきたがどちらかと言うと喰っちゃ寝の状態であった。
そのため前肢のパスターン(手首)が緩みどうにかしなくては、と思っていたが動きをもっと多くすれば手首の筋が強化されしっかりしてくるので親犬といつでも遊べる環境と広く動き回れるようにと東側の庭に雨が降ろうが風が吹こうが放しぱなしである。然し相変わらず「眠り狂四郎」である。

この涼しさとともに当犬舎の犬たちも食事の量が増えるようなってきた。

これまで通常の量の3分の1の食事量になっていたパウルも1回の食事を完食するようになり心持太ってきたなと思われるようになってきた。あるいは、毛が吹いてきたのかもしれない。

北海道内のドッグショーも23日の道南で開催されるドッグショーと96日に旭川近郊で開催されるドッグショーで今シーズンは、終わりとなる。
⇐Paul (four years eight onths old)

私は、23日には、出陳せず96日の展覧会を地元ドッグショー今シーズン最後のショーにする事になる。果たして「有終の美」となるか「憂終の美」となるかは審査員が決めることなので何とも言えない。

先週12日は、当犬舎の次世代犬と期待しているスコッチ(Scotch)♀とスターリン(Sterling)♂の2歳の誕生日である。
父親ウインヅ(Tail Winds)と母親ザルマ(Zalma)
の期待した2度目の掛け合わせであったがどうやら現時点では、ショードッグとしては、失敗作の一例の様である。

特にオス犬のスターリンは、余程ハンドリングで誤魔化さない限り立姿の美しさや私が重要視するバランスの採れた美しい歩様を見るのは、難しいであろう。
⇐King's Woods Sterling V Stone (two years old)

ウインヅとザルマの最初の子供(兵庫豊岡市のダンディー、当犬舎の愛燦々)達は、バランス良く成長しているがどうも当犬舎の犬を含めて2~3頭バランスの悪い子供がいるようだ。もし,現在のまま出陳するならば恥をかきに行くようなものなのでかなりのショーに向けての学習が必要だと思っている。
性格的には、とても落ち着きのある従順な犬ではあるがショードッグとしての感性には欠けている。

そして今月11日は、当犬舎の悪ガキ3兄弟の9か月の誕生日でもあった。
悪ガキの頭(カシラ)は、そうアイツである。次は、メスのアナである。家の中に平気で這入って来るのは、いつもの通りであるが更に穴掘りまで始めてくれる。その穴と言っても脱走用の穴掘りである。必ず掘る所は、決まっている普段犬や私が出入りするドアーの下を掘って脱走する。総領の甚六のようなカポネは、この
2匹が脱走していると犬舎内のドアーのところで吠えている。全く名前と真逆のアホ犬にしか思えない。

この三悪ガキ「光るもの」が無い全くのペット類(たぐい)の仔犬(当犬舎内比)であるが2年後の完熟期を迎えるころには、残しておいて正解だったと光が射す事を期待したい。

👆 three bad kids 三悪ガキ
from left Anaアナ→Barthバース→Caponeカポネ、



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