KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

R100SとSV305を用いた直焦点撮影(5)

2023-03-08 06:30:21 | 恒星(b)
(1)R100SとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(おおいぬ座)
  シリウス[17,20-21]
 ・機材
  望遠鏡:Vixen R100S 600mm F6[1,2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mmファインダー(アクロマート)[1]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[3-5]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[12] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[14]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[7] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[8-9] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[10] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[11] append処理、トリミング処理

(2)R100SとSV305を用いた直焦点撮影結果

2023-02-27 22:07 シリウス
SV305, R100S 600mm F6
Gain 400, Exp. 4sec, WB(B=201 G=128 R=238), 1920x1080, RAW16, StackedFrames=45, Total Exp. 180sec
※シリウスを自動導入後にプレートソルブと同期を実施
※ASTAPで自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


シリウス付近をトリミング(1024x768)

・口径:100mm
・ドーズの分解能:1.16"
・イメージセンサ分解能:1.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x160(0.30°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、R100SにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用し、おおいぬ座のシリウスの撮影を試みた。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)ビクセンNEWポラリスR-100S
(2)ニュートン式望遠鏡-Wikipedia
(3)SV305デジアイピースの使用方法
(4)SVBONY SV305 取扱説明書
(5)IMX290NQV-SONY
(6)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(7)SharpCap
(8)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(9)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(10)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(11)ImageMagick
(12)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(13)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(14)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(15)今日のほしぞら
(16)Stellarium-Web
(17)シリウス-Wikipedia
(18)連星-Wikipedia
(19)シリウスとわし星雲-天体写真の世界
(20)おおいぬ座-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
(22)恒星-NAOJ
(23)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(24)トラベルスコープ70とSV305を用いた直焦点撮影(17)-goo blog
(25)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(27)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(28)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(29)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(30)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(31)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トラベルスコープ70とNeptune... | トップ | 遊星號による天体観察(133) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re:Unknown (KIMUKAZU)
2023-03-09 08:49:52
comet3 様
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の通り、光軸ずれが疑われましたので、今回の天体観察の後、斜鏡、主鏡の確認を行いました。
その結果、主鏡の取付ネジのゆるみによるガタの発生がありましたので、現在、メンテナンスを行っております。
しばらくしたら、再度、調整結果の確認も含め、天体観察を行いたいと思います。
返信する
Unknown (comet3)
2023-03-09 08:19:06
いつも拝見させていただいています。
余計なお世話かも知れませんがゴーストの出方を見ると少し光軸がずれているような気がしますが違いますでしょうか?
ゴーストの出ている場所と回折リングの間隔が上下で違っているのでそう思いました。
返信する

コメントを投稿

恒星(b)」カテゴリの最新記事