東京12チャンネル「ガイアの夜明け」(6月30日放送)で、熊本市の老舗メガネ店「大宝堂」紹介されました。経営不振でも社員の首を切らない会社として。
社長の布田さんは、温厚な人柄で、私の関係した文化活動にも、会社の経営とは関係なしに、積極的に協力していただいたことがあります。
番組では、正社員や管理職のリストラを冷酷に強行する外資系企業との対象として、社員を守る経営を貫く布田社長の姿が感動的に紹介されていました。
東京12チャンネルは前日の「ガンブリア宮殿」で、社長や管理職のいない、社員本位の企業が、どんどん売上を伸ばしている姿を紹介していました。
これまで日本型経営を時代遅れと批判してきた無教養なマスコミ人も、ようやくアメリカ型の経営、株主中心で、社員を大事にしない経営の在り方に疑問をもつようになったようです。そういえば『日本でいちばん大切にしたい会社』という本にも同様のことが書かれていました。
本来商売は、作る人や売る人と買う人との関係において成立するものです。株主(スポンサー)のほうばかり向いていては良いものはできないことは、マスコミ人は経験的に理解しているはずなのですが、世の中の風潮に流されて自分で物事が考えられないのでしょうね。
商いの基本はコミュニケーション、根本は人と人との信頼関係、それはお客に対してだけではなく、会社内部においても同様でしょう。
雇用政策としては二つの選択肢しかありません。平気でリストラできる経営をするかわりに、国が徹底してセイフティネットをつくり、働く人(=国民=消費者)が首を切られても何とか希望を失わずに暮らせるシステムをつくるか(北欧型)、国がそこにお金をつぎ込みたくなければ、企業が徹底して社員を守るようなシステム(日本型)にするかのどちらかです。
どちらのシステムも確立できない社会に未来はありません。今の日本はまさにそうです。
アメリカ流が破たんした現在、日本流か北欧流しかありません。とりあえず日本流を見直そうではありませんか。
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社長の布田さんは、温厚な人柄で、私の関係した文化活動にも、会社の経営とは関係なしに、積極的に協力していただいたことがあります。
番組では、正社員や管理職のリストラを冷酷に強行する外資系企業との対象として、社員を守る経営を貫く布田社長の姿が感動的に紹介されていました。
東京12チャンネルは前日の「ガンブリア宮殿」で、社長や管理職のいない、社員本位の企業が、どんどん売上を伸ばしている姿を紹介していました。
これまで日本型経営を時代遅れと批判してきた無教養なマスコミ人も、ようやくアメリカ型の経営、株主中心で、社員を大事にしない経営の在り方に疑問をもつようになったようです。そういえば『日本でいちばん大切にしたい会社』という本にも同様のことが書かれていました。
本来商売は、作る人や売る人と買う人との関係において成立するものです。株主(スポンサー)のほうばかり向いていては良いものはできないことは、マスコミ人は経験的に理解しているはずなのですが、世の中の風潮に流されて自分で物事が考えられないのでしょうね。
商いの基本はコミュニケーション、根本は人と人との信頼関係、それはお客に対してだけではなく、会社内部においても同様でしょう。
雇用政策としては二つの選択肢しかありません。平気でリストラできる経営をするかわりに、国が徹底してセイフティネットをつくり、働く人(=国民=消費者)が首を切られても何とか希望を失わずに暮らせるシステムをつくるか(北欧型)、国がそこにお金をつぎ込みたくなければ、企業が徹底して社員を守るようなシステム(日本型)にするかのどちらかです。
どちらのシステムも確立できない社会に未来はありません。今の日本はまさにそうです。
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