負の貯金 と 心の貯金

負の貯金て借金のことではないかと思われそうですが　
残念ながら似ているようでまったく違うものです　
借金はお金が無い時に借りることですが　　負の貯金は違います　
負の貯金という言葉が世に存在しているかどうかは分かりませんが　
この意味は私が感じたことを言葉にしたものです　
負の貯金で貯まるのはお金ではなく悪い行い、悪行です　
毎日生活していてよく経験するのが嫌がらせやイジメです　
これをやっている人は負の貯金がドンドン貯まっています　
私の周りでもこの貯金がたくさん貯まっている人を見かけます　
この貯金の貯まっている人は負の貯金が貯まっていることに気づきません　
しかしこの負の貯金が貯まりすぎた人は幸せが遠のいて地獄で生きていきます　
いくら楽しそうに笑っても心は満たされません　
何故なら人を疑い仕返しをすることが身についているからです　

これとは逆に負の貯金の無い人がいます　
誰しもが自分は良い人と思いたいですが、なかなか本物にはなれません　
それらしく振舞う人は多く見かけます　
私は嫌がらせやあてつけがましい事された時、仕返しせず心穏やかにやり過ごせることを　
心の貯金と言っています　
心の貯金をしている人には善なるもの温もりが集まります　
逆に負の貯金をしている人は不満、グチ、妬み、嫉妬が集まります　
そして常に悪いのは世の中であり職場や家庭だと言い続けます　
そして気に入らないことが有ると嫌がらせをし続けます　　悪　　　悪　
ここらあたりはあのオーラの泉に出ている美輪明宏さんがよく言われていることです　
負の貯金と心の貯金は私が考え出したことですが　
言葉という形にすると結構分かりやすくなったと思います　

この言葉が頭に浮かぶ前段として、怨念返しというものがありました　
これは先ほどの嫌がらせなど受けた時、仕返ししたくなりますが、これをせず憎しみも持たないように努めます　
そうすると相手の憎しみが通り過ぎていきます　
相手に憎しみが届かなくなると、憎しみを出した人は不快になり憎しみをエスカレートさせます　　悪　　悪　
それでもそれを心穏やかに通り過ぎるのを待ちます　　一切何も考えず思いもしません　
怨念が相手を通り過ぎてしまうと怨念を発した人は苦しみます　
私はこれを怨念返しとよんでいます　
ただしここで気をつけなければならないことがあります　
それは怨念返しをして相手を倒すと思わないことです　
これを思った瞬間、怨念返しの効力は消えてしまいます　
心とはそれほど弱く日々努力しないと善なるものを維持できないようです　



皆さんはどちらの貯金が貯まっていますか