2018年9月21日 ムウェカキャンプ 3100m
今日はもうなにもするすることがない。ただ、ムウェカゲートまで下りるだけ。
あちこちのテントから「ハクナマタタ」の歌声が聞こえる。どこも陽気だ。
私たちのポーターたちはシャイなのか、歌も歌わず静かだなと思っていた。
後で知ったことだが、あの歌声は登頂成功チップを渡す儀式の歌声なんだそうだ。
なるほどね。どうりで私たちのテントは静かなはずだわ。
私たちは既に代金にチップが含まれているので、ここであげる必要がないからだ。
それでもみんな親しみ深い。なんだかお別れするのが惜しいくらい。
誰もが「ママ、ジャンボ?!」と声をかけてくれる。
最後のキャンプ地で全員集合写真。
3時間かけてムウェカゲートに着く。この道のりはもう標高が低いので、日本での山を歩いているような木々の中。
ゲートに着いてまた登録。並んでいると「靴を洗うよ」と声をかけられた。
すでに着いたリサたちは洗ってもらったとか。
私もバケツの水で埃だらけの靴を洗ってもらった。値段は無い。思ったチップをあげるのみ。
私はスパッツも洗ってくれたので、$2を渡した。
これ良い商売かも! 毎日200名くらいの登山者が下りてくるのだし、みんな綺麗にしたいし。
少なくとも1日$100稼げたら、1か月暮らせる?
テントで聞いた話。
ポーターは街では1日$5で暮らせると。
このポーターの仕事は、私の頼んだ会社では1日$18の報酬だそうだ。
他の会社はもっと安くて、最低のところでは$7のところもあるとか。
私の頼んだ会社はFair Travelと言って、スウェーデンが本社の会社だが、発展途上国の人々にフェアな賃金を払うことを目的とした会社なので彼らの報酬は他よりずっと高めだ。
だから、ツアーの内容も(ポーターの人数、毎日の食事やお客の扱いなど)良かった
1日$18で7日間。 1回の仕事で約1か月暮らせるじゃない! (それだけ大変だけどね)
そう思うと、さっきの靴洗いの仕事は「メチャ楽!」なお仕事! 笑
ゲートには沢山の迎えの車が待っていた。
みんな、さっさか乗り込む。
私はガイドにプレゼントしたい物が荷物に入っていたので、せっかく積み込まれた荷物だが引っ張り出してもらった。
主ガイドのバラッカには、山で携帯を5回分充電できる充電器を。(後で考えて、蓄電する時の電圧は大丈夫だったのだろうか)
私の手を繋いで頂上に登ってくれたレオンには、買ったばかりの毛糸の帽子を。
ずっと荷物を持ってくれたオマリーには、やはり新品のウォーターボトルを。(彼のボトルは歩いていてぽたぽたと水がこぼれていたので)
本当に気持ちだけだけど。(一番喜ばれるのは現金だろうけど、あいにく私は現金を持っていなかったので)
こうして、バスはアルーシャの町に向かい解散する。
私たちはホテルに着いて、7日間ぶりにシャワーを浴びて、プールサイドでビールを飲んで、達成感に浸り、幸せな気分を味わうこととなる。
本当に登頂できて良かった! ありがとうございました!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
もし、趣旨にご賛同頂けましたら、ぜひ、「めざせキリマンジャロプロジェクト」のサポーターとしてご登録下さい。
「誰かの行いが誰かの笑顔をつくる」
「あなたの行為が子どもたちの笑顔をつくる」 ぜひぜひ!
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今日はもうなにもするすることがない。ただ、ムウェカゲートまで下りるだけ。
あちこちのテントから「ハクナマタタ」の歌声が聞こえる。どこも陽気だ。
私たちのポーターたちはシャイなのか、歌も歌わず静かだなと思っていた。
後で知ったことだが、あの歌声は登頂成功チップを渡す儀式の歌声なんだそうだ。
なるほどね。どうりで私たちのテントは静かなはずだわ。
私たちは既に代金にチップが含まれているので、ここであげる必要がないからだ。
それでもみんな親しみ深い。なんだかお別れするのが惜しいくらい。
誰もが「ママ、ジャンボ?!」と声をかけてくれる。
最後のキャンプ地で全員集合写真。
3時間かけてムウェカゲートに着く。この道のりはもう標高が低いので、日本での山を歩いているような木々の中。
ゲートに着いてまた登録。並んでいると「靴を洗うよ」と声をかけられた。
すでに着いたリサたちは洗ってもらったとか。
私もバケツの水で埃だらけの靴を洗ってもらった。値段は無い。思ったチップをあげるのみ。
私はスパッツも洗ってくれたので、$2を渡した。
これ良い商売かも! 毎日200名くらいの登山者が下りてくるのだし、みんな綺麗にしたいし。
少なくとも1日$100稼げたら、1か月暮らせる?
テントで聞いた話。
ポーターは街では1日$5で暮らせると。
このポーターの仕事は、私の頼んだ会社では1日$18の報酬だそうだ。
他の会社はもっと安くて、最低のところでは$7のところもあるとか。
私の頼んだ会社はFair Travelと言って、スウェーデンが本社の会社だが、発展途上国の人々にフェアな賃金を払うことを目的とした会社なので彼らの報酬は他よりずっと高めだ。
だから、ツアーの内容も(ポーターの人数、毎日の食事やお客の扱いなど)良かった
1日$18で7日間。 1回の仕事で約1か月暮らせるじゃない! (それだけ大変だけどね)
そう思うと、さっきの靴洗いの仕事は「メチャ楽!」なお仕事! 笑
ゲートには沢山の迎えの車が待っていた。
みんな、さっさか乗り込む。
私はガイドにプレゼントしたい物が荷物に入っていたので、せっかく積み込まれた荷物だが引っ張り出してもらった。
主ガイドのバラッカには、山で携帯を5回分充電できる充電器を。(後で考えて、蓄電する時の電圧は大丈夫だったのだろうか)
私の手を繋いで頂上に登ってくれたレオンには、買ったばかりの毛糸の帽子を。
ずっと荷物を持ってくれたオマリーには、やはり新品のウォーターボトルを。(彼のボトルは歩いていてぽたぽたと水がこぼれていたので)
本当に気持ちだけだけど。(一番喜ばれるのは現金だろうけど、あいにく私は現金を持っていなかったので)
こうして、バスはアルーシャの町に向かい解散する。
私たちはホテルに着いて、7日間ぶりにシャワーを浴びて、プールサイドでビールを飲んで、達成感に浸り、幸せな気分を味わうこととなる。
本当に登頂できて良かった! ありがとうございました!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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