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地元川越での講演会報告(5月25日)

2024年06月17日 11時54分34秒 | 満蒙開拓団
 先日、日中友好協会埼玉西部支部のニューズレターが届きました。68名の方に参加いただきました。新宿の講演にも参加し今回も参加してくださった方が、数名いらっしゃいました。中国帰国者支援・交流センターの 語り部、大連外国語大学の教授、都議会議員の配偶者、新聞記者(仕事ではなく本人の興味関心で参加しているとのこと)と私の友人でした。
 今回は、大学院時代の恩師も弟子を伴って来てくれました。先生は本を出版する時に、中堅のアカデミックな本を数多く出している出版社を紹介してくださったのでした。そのいきさつも先生を目の前にして講演の中で説明させていただきました。講演後に三人でのお茶の時間を持ち、様々な話をしました。多くの示唆をいただきましたが、まだ実行されずにいます。
 また、ご近所の方も数人いらしてくれました。以前某国の大使を務めていらしたというご夫妻も、伴侶の介護でお疲れ気味の友人も、娘の愛犬のトリマーさんも、庭の草取りを手伝ってくださる友人たちも、庭友も、お声がけしたら来てくださいました。「動画で見るとグッと胸に迫ってくる」「いつものほほんとぼんやりしてるのに、大丈夫かなと心配してたけど、別人だったね」「映画を見るより感動した。作りものじゃないから」などの感想をいただきました。
 本だけではなくて直接言いたいことを圧縮した動画とパワーポイントを使って伝えられたのは、幸せなことでした。
  おっとっと、大事な人を忘れるところでした。上尾からいらしてくれた夫の友人、Kご夫妻。夫は三つの大学、大学院を卒業しているのですが、K氏は最初の大学で一緒でした。18歳の時からの友人で、細く長く、今も時々顔を見せてくれます。池澤夏樹氏が同級生だったと、最近、彼から聞いたところでした。お二人の感想は的確過ぎるくらい的確で、私の胸にとどめ、今後に生かそうと思います。今後があればですが。

 当日いただいた感想と、その後いただいたメールをいくつか紹介します。



Sさん
「講演会を拝聴して、とても感動しました。
遅くなりましたが、藤沼様にこの感謝の気持ちをお伝えしたく、メールでご連絡させていただきました。
私は大学4年生の時に偶然藤沼様のブログを発見し、その後藤沼様の著書「あの戦争さえなかったら」の一冊を拝読させていただきました。
さらに、今年の4月に藤沼様とお会いができ、貴重なお話を聞けて、とても幸せでした。
多くの残留日本人にインタビューをしてくださり、その資料を丁寧にまとめて公開してくださり、誠にありがとうございます。残留日本人にインタビューするのは、苦しい思い出が語りの中に多くあり、時には藤沼様も一緒に悲しむことになると思いますが、そのような大変さがあるにもかかわらず、藤沼様は時間と精力を尽くして、根気強く研究を進めるのがとてもかっこいいです。
いつか藤沼様のような優しく心強い女性になりたいです。
本当にありがとうございました。」

Tさん
「ー略ー 講演から帰って、早速藤沼様のホームページを拝見しました。無修正、編集なしで1時間も2時間もインタビューできるのは特技だと思います。普通はつまってしまうものです。藤沼様はお気づきでしょうか?声が素晴らしくて、ただ聞いているだけで癒されるのです。取材を受ける人もきっと心地よく癒されてもっと話したいと思ったと思います。藤沼様の中国帰国者に対する尊敬が、優しい声にあふれていました。250人中、何人聞けるかわかりませんが、一日一人ずつでも聞いていく所存です。ー略ー」




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