iPod-Touch

先日は娘夫婦が「敬老の日」のプレゼントを家内へ送ってきました。家内は随分喜んだか、といいますとあながちそうではなく、若干の戸惑い。

iPod-touch。

来年は娘夫婦が外国へ留学し、当分の間、孫と会えないから、かといって家内一人ではWebチャットを起動できないだろう、との思いから、これを使えば簡単にWebチャット=テレビ電話が出来るとの思いやりでした。

ビンゴゥ！！！

一人ではどのサイトのWebチャットを起動できません。

も一つおまけに、iPod-touchの設定など、宇宙旅行並みに困難な作業ですから、受け取ったときは困ったでしょう。

ちょうどその日は長男が広島へ帰る前日でしたので、彼がWiFi設定し、家内のSoftbankのアドレスで設定しました。

(以下伝聞)

つながらないんですねぇ。

長男のアドレス(iPhone)でやったら、見事！

愛しの孫が映し出され、「ばあば!ばあば!」と大騒ぎ。
長男は軽いジェラシー。

次の私の帰宅まで設定はお預けですが、早く帰って来いと、今までとは真逆なことを言い出す始末。

気持ちはよく分かります。


年に数回しか会っていないにもかかわらず、よくなついていますし、ましてこの子の時は娘が出産に帰って来なかったことから、家内が約一ヶ月滞在し面倒を見ていましたので、そりゃあもう、思い入れは相当なもんです。
それに、どこか家内似。
むろん、長女の幼児期にそっくりなしぐさと声ですから、私だって、可愛い。

ちょうど一ヵ月後には娘夫婦に第二子が産まれますから、今から楽しみにしています。
その時には、このiPod-touchのもう一つの売り物の高画質動画をたっぷり撮るのでしょう。
出来れば私も数日間滞在したいのですが、仕事がねぇ。


以前見たテレビ番組の中で、人間の寿命(生物的な)は概ね50才とか。
基本的に生殖が終われば(出来なくなれば)その生物の寿命なんだそうです。
男性は、生殖能力が無くなればそれで存在価値なし。ポイ!

人間の女性が長生きなのは理由があって、生殖能力が無くなっても、子孫=孫の世話をする役目が有るから、とか。
だから長生きで老いても元気なのだとか。

家内を見ていますと、深く納得。

家庭菜園や、ラベンダー・クリスマスローズ等の世話を嬉々とし、孫たちのことを想い、編み物などや買い物など色々と世話をする姿に生きがいすら感じます。

そんな一助にiPod-touchなどの機器がある現代の科学技術に感謝。
簡単にコミュニケートできる現代にもう一度感謝。

そういやぁ、最近のNTTのCMでこんなのが有ったなぁ。
単身赴任(?)先のお父さんへお嬢ちゃんと奥さんがWebチャットでお誕生ケーキ。
私にはあまりに実感がありすぎます。

随分前のパナソニックのCMでも天国のおばあちゃんからのメールでは、思い切り泣かせられました。

なんだか一般用ITコマーシャルにはいいものが多くあるなぁ。
ま、話が大きくそれちゃったけど。