ぷ~さん日記

最近おなかがぷ~、仕事もぷ~さんの日記 

高速道路無料化について

2009年09月22日 | ホテル旅館
民主党の圧倒的な選挙勝利については、種々ご意見があると思いますが、ここではそのマニュフェストの目玉の一つについて、私の立場から引っかかることがひとつ。

もちろん、プライベートでも引っかかることがありますが棚上げ。

表題にしました「高速道路無料化」です。

その財源や、今までの収入についてとやかく言うつもりはありません。
経済効果だって、実際に始めてみまければわからないことが多すぎますから。


先週、今週とプライベートで日曜日に高速道路を日中走りました。
実は、「1000円化」以降では、夜間以外は初めてでした。

なんとまあ、マナーの悪いこと。
危険を誘発する運転者の、なんと多いことか。
そして、不慣れな方が多いことか。

まともに走れません。
もちろん、その効果で私たちのホテル旅館業は確実に潤っています。
今のところは。

しかしですね、もし無料になったらどうなるのかな?
物流では、今まで経費を浮かせるために、一般道を走る長距離トラックをよく見ていました。
つまり、それらの長距離トラックが爆発的に増えるのでしょうね。
主要幹線高速道路は。
も一つ、深夜割引を利用するため、時間調整でPASAで長時間泊まっているトラックも多くを見ました。
これも、結果的に休憩や仮眠している時間を無くすトラックが増えるのでしょうね。事故は大丈夫かな?

一般の方は、これはもう、当分の間は使うのでしょう。無理してでも。
その結果は?

有名観光地やイベント行事に集中しますね。
すると、大変失礼ながら、緩慢な追い越しと無理な追い越し、傍若無人な運転と、急激なレーン変更や、無理な行程から、きっと事故と渋滞が増えるのかなぁ。


そんなことを思いながら運転していました。
私の今までの20年間以上は、毎年5万キロ以上走行していましたので、結構ベテランの境地ですが、つらつら思うに、「高速道路無料化」は政策や財政とは別の次元で大変な危険を冒すなぁ、と思います。


つまり、基本は「反対」。


そんなことを、自分が享受している利益を棚上げして思ってしまいます。

きんもくせい

2009年09月21日 | 家族のこと
今年も庭木のキンモクセイに可憐なオレンジ色の花が、豊満ともいえる香りとともに咲き始めました。

今日は敬老の日。

同居を始めた母が、久しぶりに長男も広島から帰ってきたこともあり、とても喜んでいるとの電話があり、偶然ですがお休みが取れましたので、私も今日は自宅。


駐車場に入れたら、ほのかに薫るあの香りが。


いろいろな思いがあるこの木の花。
今年も無事に迎えました。

失敗が人を育てる

2009年09月17日 | ビジネス
今日、久しぶりに感動しながら読ませていただいたブログ。

毎度毎度のChikirinさんです。

いつもはシニカルな見方と、えぐる様な指摘で、時にはそんなことまで、と思う時もありますし、チャラけた表現が誤解を生まなければ、とひやひやしていましたが、今日のは違います。

題して「民主党を育てたもの」

勝手にリンク付けはしたくないのですが、いつもいつも私をインスパイアさせたり励ましていただけるブログです。
小沢一郎さんに関する記事でも、いきなり上位検索に出ていました。

ま、詳しくはリンク先を読んでいただければいいことですし、こんな表現はいかがなものかとも思いますが、古くから言われていた言葉でもあります。


しかしですね、最近特に強く思うのです。
失敗が人を育てる。
失敗しないほうがいいに決まっているが、しかし時として人は失敗する。
挫折する。
立ち直れないほどの打撃を受けることだって一度や二度はあるでしょう。
でも、逃げちゃあいけない。
避けてもいけない。

その失敗の一つ一つを検証しなければ、
そして自身を奮い起こし、学習して失敗を繰り返さないことしか、
前進は無いのです。


何で強く思うか。


現職にあります。
有体に言って「人材育成」の失敗。
そもそものレベルが低い、だとか、何だとか言い訳は出来ますが、
要は、育てられない。
私の、今までの経験や知識なんか、狭いコップの中の出来事のようなものです。

ある程度選抜して得た人材ではないことは充分知っていたはずなのに、
それなりに工夫したり我慢もし続けるのですが、
どうにもならない。
いや、どうにかする時間も余裕も無く、結局退職してゆく。解雇せざるを得ないところまでゆく。



失敗を「過去」のものとせず、再生に向けてもう一踏ん張りです。

教育って?

2009年09月12日 | ビジネス
昨夜、親しい方からメールをいただきました。
ま、私の取るに足らないグチへの返信なんですけど。。。。。


いただいた意見の中で、その方のお母様が実業の世界にいらっしゃった頃のお話。


「一番難しいのは、常識、を教えることです」


そうなんです。
今での部門長経験20数年の、最大にして根絶できない問題。

「常識」
=(生活体験から得た思慮分別)common sense
=社会生活している者たちが共通して持っている知識
なんですよね。


なぜ難しいか。
あなたの常識は私の非常識。
あなたの非常識は、社会の非常識。
でも、私の常識だって、同じ。

つまり、私の常識と他の方の常識では、実は細かいところで違うのです。

だから人生は面白い、なんて散文では有りますが、
会社や組織ではそうはいきません。

特に、社会人常識となるとねぇ。。。

生まれ育った環境と家庭によって違う、世代によって違う、
業種によって違う、組織によって違う、経験によって違う、
組織内にしたって、
立場によって違う、人生観によって違う、。。。。


つまり、常識なんて無いも同然なのです。

なのに、私なんか勘違いして、ついつい「同じ言葉」で話してしまう。
それが「私」の常識であっても、相手の「非常識」である場合があるのに。


だから年配の「おやじの話」はついつい長くなる。くどくなる。

連鎖的に、聞かされる方は反発する。聞かなくなる。否定する。


常識を教えることは、自分自身をも再教育することと同じなのです。


私はもうすぐ57才。

「常識」は有るのかなぁ???????

クレーム

2009年09月10日 | ホテル旅館
クレーム(英: claim)
とは、原義では単に「要求」やその要求の正当性を主張することである
(by Wikipedia)

その通りなんですよね。本来は。。。


今日はとても悲しいこと。この業界を愛する私にとって。


それなりに大きなことではありますが、故障がありまして、若いお二人がご到着わずか2時間で帰られてしまいました。

決して新しいとはいえない、おそらく10年落ちのファミリーカー、
それでもお二人にとっては最高のスペースだったはずです。

片道4時間もかけて、車中では楽しい会話も弾んでいたのでしょうし、昨日まではとても楽しみにされていたことと思います。


それなのに、私たちの手際のまずさから、まるでお客様がクレーマーのような冷たい視線をスタッフから浴びせられ、私が報告を受けて対応した時は、既に時遅し。


本当にお客様には一切悪いところは無かったのです。
心の底から、お怒りになる気持ちも、ようく判ります。

きっと「彼」は「彼女」を精一杯楽しませようと考えていたのでしょう。
1泊5万円もかけてお泊りになるのだから、心の底から楽しませようとがんばったはずです。
「彼」にとっては大金であったと思います。
一生懸命貯めたのでしょう。


なのになあ。

最初のご注意から、40分も放置。
お怒りになって呼ばれて行った若女将(37才)からは、ひたすら状況説明の、言い訳としか受け取れなかったそうですが、どこか他人事のように感じた対応(お客様の説明)。


最高責任者を出せ、とお怒りになって初めて私への詳細な報告があり、おっとり刀で駆けつけてみれば、もう手遅れ。

顔を見るなり感情が爆発したのでしょう、

お詫びの言葉なんか要らない!
大事にしてた今日をどうしてくれるんだ!
帰る!
金なんか払わんぞ!
顔も見たくない!


若いお二人の顔を見て一瞬にわかりました。
今日は特別に大切な日、だから私どもの旅館へ来ていただいたのだと。
だから許せないのだと。
だからこのような気持ちのまま、我慢してすごすことは出来ないのだ、と。



これを、普通に言う「クレーム」にしてはいけません。


落ち着いた後、該当者と若女将を呼んで、諄々と諭しました。


私たちは「一期一会」。一瞬が勝負です。
「今日」という特別な日に、お客様にとっては取り返しのつかない時間を、わずかな不注意と、責任逃れと言い訳で奪い去ってしまったことを。



なんかなぁ。。。。。

携帯電話~その2

2009年09月08日 | PC
ダブルショック!

先日はSoftbank携帯「その1」が志し半ばでその使命を終えて、次世代へ交代(強制)させたわけですが、なんと「その2」が復活。


こちらの事情で、なんとなく割り切れない思いで一応メーカーへ修理を出したのですが、基盤もろともメーカークレーム処理で交換。もちろん、無料。
当然あの「イチゴパンツ模様」の水濡れマークも復活。


これで同じキャリアが2台。

もともと「その1」は軽くて薄くて、それが魅力で買い求めたのですが、なんといっても外国製のためか充電器が共用できない、スライド式のためか、通話中は「ギシギシ」と異音が絶えず、クレームをつけても「私の使い方が悪いから」と門前払いで、実は1年以上我慢しましたがそれらの事情から「その2」を買い求めたわけで、そのためもあって今回は「世代交代」を行いました。


それがねぇ。。。

同じキャリア2台持っていてもねぇ。。。。

かといってまるっきりの「新品同様」が無料修理で帰ってくるとは思えなったし、あ~あ。

もう少し待てばよかった。

生誕祝賀!!!

2009年09月05日 | 家族のこと
そうだ!
今日、9月5日は、愛する孫の初めての誕生日。

一年前の、3回目にもかかわらず感じた高揚感と不安やいろいろ交じったドキドキ。
あのときに来た婿殿からのメールも、今は消えてしまったのですが、それでも時間と文面と添付された、出産したばかりの輝くような娘の顔写真は忘れようがありません。
きれいで輝いていたよ。


まぽりん!おめでとう。


健やかに育っているね。
君はママに似て別嬪さんだから、
パパが「絶対に結婚させない」なんてがんばっているけど、
いいんだよ。
じぃじは、絶対応援するからね。

君が花嫁になる頃は、じぃじは70才後半かな?80才位かな?

でも、元気でバリバリ生きて、君の選んだ人を品定めしてあげるからね。


君たちが生まれてくれたことでじぃじはとても幸せです。

お話できるようになったら、その頃はアメリカだろうからテレビ電話しようね。
一緒にお散歩できるようになったら、公園へ行こうね。

ディズニーランドも行こうね。

だから、元気に育つんだよ。


お誕生日、おめでとう!!!

携帯電話

2009年09月05日 | PC
私は2つのキャリア、3台の携帯電話を使っています(いました)。

1台は祖母の臨終間近に必要になって迫られ買い求めたDocomo。
もう10数年になります。
もっぱら家族割り=母・家内、と古くからの友人兼お取引先など用。

もう2台はSoftbank。

Docomoは仕事用にも使っていたのですが、前職での清算方法によるトラブルで、仕事用に、と割り切って買い求めましたが、子供たち3人と次男の嫁、長女の婿殿が全員Softbankということもあり、「ただとも」のホワイトプランに魅かれて増やした次第。これがSの1。
メールや名刺にも載せていましたし、各種サイトの連絡先はすべて、これ。

もう1台は?


別に怪しいことや、やましいことで買ったわけではなく、最初の1台が直後からトラブル続きで嫌気が差していたことなどがあり、SIMカードだけ差し替え使っていました。
これがSの2。
今年の3月以来この端末だけを使っていました。
ま、キャリア2台を目的に分けて使っていたわけです。

それがですねぇ、Sの2は買い求めてわずか7日後に、仕事中ポケットからずり落ちてホテルの池へポチャ!
その2日前には保険も打ち切っていました。

あわてました。
どうにか乾き、翌々日から使い始めましたが、一ヵ月後には画面のにじみも無くなり、今週までは通常の通り使っていました。
が、突然電源が入らなくなり、使用不可。
早速窓口へ持参しましたが、例の水濡れマークがあるため保障外どころか、保険が無いわけですから一応メーカーへ見積もり依頼をかけましたが、最低が36000円以上の修理代どころか、データは保存できないかもしれないとか。どうなることか。

困ったことに、データバックアップしていなかったものですから、その間のメールのやり取りや、通話記録、電話帳がみんなパァ。
S1の分程度はあったのですが、3月以降がパァ。

それでも気を取り直し、SIMカードをS1に入れ替えて(元に戻したわけですが)使いましたが、わずか5日間でこの端末もパァ。
発信も出来るし、こちらの音声は伝わる、カメラもWebもメールも問題ない、のに、まったく音が出ない。
もちろん、相手の声は聞こえないし、なにより着信できない。
かけても例の「電波が届かないところにいるか・・・」のメッセージが流れるばかりで、
しかも着信記録すら残らない。

原因は、元から悪かったせいもあると思いたいのですが、S2で水ポチャ、の後に使っていたためか、湿気が微量であっても残っていたのですね。
そのため大事な読み取り部分が腐食してSIMカード本体がだめならともかく、その影響で本体のソフト部分と読み取り部分がダメになりました。

つまり、SoftBank機種が使えない。

ところが良くしたもので、窓口では私が2年近く使っていたものですから機種変更を勧めてくれました。負担は実質無しで。
SIMカードも新しく作りました(もちろん契約は変更無しです)

でも、データはパァ。

子供たちや親しい方からのメールは当然ですし、本体に残してしまった写真なども、住所録や電話帳もすべてパァ。


ものすごいショックで、ただいまは落ち込んでいます。

結婚記念日

2009年09月03日 | ホテル旅館
いやいや、私のではありません。

今の仕事は、北関東にある異業者が買収してまだ2年の小さな旅館の支配人をしています。
オーナーは利益と資金繰りにしか興味が無いので、運営はすべて私にお任せです。


ここではなぜか、いろいろな記念日にご利用する方が多いのです。

彼女、彼の誕生日に、
家族の誕生日に、結婚記念日に。。。。。

昨日もありがたいことに満室でしたが、中年ご夫婦でケーキのご予約がありました。
「ママ、ありがとう」の、いたってシンプルなメッセージ付きで。

但し、奥様には「サプライズ」とのことでご注文してあることやご提供タイミングは内緒。
奥様がエステにかかっている間に、こっそりと打ち合わせ。

ご結婚記念日に、奥様のねぎらいに今回の小旅行を計画されたとか。
なんとご本人は記念日すら忘れているかのように、まったく話題になっていなかったようですが、奥様が忘れているわけはないですよね。

で、わざと遅いご夕食スタートで、このご夫婦だけが残るように調整。
奥様はおなかがすいているのに、と大いに不満顔。

最後のデザートご提供の時は、ご主人の目論見の通り、このご夫婦だけになりました。
さあ!ここでケーキの登場。
私からは勝手にドイツ製の手ごろな発泡ワインを進呈します。

私と女性スタッフ、二人で、お席に(当館はすべて目隠し程度ですがお食事席は独立しています)登場!
もちろん、小さなキャンドルは忘れていません。


「ご結婚記念日おめでとうございます!そして、末長いお幸せを。」
お二人だから、当然小さいデコレーションケーキです。
4号サイズ。でも食べきれるわけはありません。

そして「結婚式を思い出していただけますよう、ワインで乾杯をどうぞ」
とずいぶん昔の婚礼ウェーター経験を思い出し、精一杯気取って注ぎました。


奥様のあの驚いた顔と、ご主人の言葉、
「ママ、二十年間ありがとう。これからも頼むね」


奥様はわざとでしょう、照れ隠しなのか、ぶっきらぼうに、
「結婚記念日なんて忘れていたわ」と、口に含みましたが、
だまされません。小さく震える手と目にいっぱいの涙を見つけましたよ。


これだから、この仕事はたまりません。

お客様から感動と喜び、そして人生の癒しをいただけます。