祝一周年

うだうだ書き綴ってもう一年経ちました。


このところ、当館ではあまり影響が無いような形でデフレが進んでいるようですが、実は、これは直撃しているからこそ、の「好調」と考えています。

当館は全室に露天風呂を併設し、「会席」スタイルでのご夕食を提供しています。

で、このようなタイプの旅館の二名宿泊料金平均は概ね4万円から5万円。
でも、当館は2万円から2万4千円。

つまり「商品」としては、比較すると「安い」。
だから、相変わらず来ていただけている。

しかし、1万円から1万5千円くらいの団体旅館はそうはいきません。
大苦戦を強いられています。

当然ですね、同じようなカテゴリーの中でも比較的特徴を強く打ち出している「伊東園」や「大江戸温泉物語」等は実質7千円位で販売しています。
比較すれば、程々の施設で、それなりに工夫し喜んでいただけるようなプランを用意し、接遇サービスレベルだって悪く無いですから、これだけの料金差があれば、既存店は苦戦するのは分かりきったことです。


ここで問題が一つ。

低料金で販売しているからと言って、支払いまでが下がっているわけでは有りません。とりあえず、(きっと)給与を下げるか人数を減じてやっているのです。
で、どうなるか。

お金が回らない、利益が出ないから施設や人的な再投資を行えない、つまり、「ジリ貧」。
とどのつまりは、「やってらんない」。

ああ、この道はいつか来た道。三セク箱モノがたどった道。


一周年が暗いしょぼい話題になったのも、豚インフルのせい?

新型インフル

やっちゃいました。
ついに豚インフル、もとい、新型インフルエンザ。

1月3日から旧友の十二指腸潰瘍とそっくりな痛みが、ズン、ズン、ずんずん、と。
でも、ガスタを飲んでも、全く効かず???変だなと思いつつ、
1月5日の夕方から急激な発熱と、全身の痛み。
特に関節とふくら脛、二の腕などの筋肉痛が、保育園の運動会宜しく勝手気ままに走りまわる痛さ。
その晩から6日、7日になっても熱が下がらず、そればかりか全身の脱力感から、立つことすら難儀。
動悸も早く、胸も結構苦しい。
食欲も無いから食べず、大好きなビールを飲めず(飲む気にもならない)、タバコも吸う気にならない。
8日になって、少し歩けるようになり、病院へ。

受付で状況を説明した途端に、別室へ隔離。

体温を測り、鼻の奥に綿棒の細いお兄さん版を突っ込まれ、数分後には、立派な新型インフルの診断。


ここで、変だな、と思ったことが一つ。

先日のWebニュースでは、新型インフルの感染の強さは他より弱く、実際には感染しにくいとの報道が有りましたが、
当館では、5日に、いきなり4名の新型インフル罹患者が出て、ほぼ同時に私。

続いて今日には一人が症状のフルコースでお見事「新型インフル」の診断。

ふらふらしながらも、何とか踏ん張っている者が他に3名。

ずいぶん「感染力」は強いんじゃないかい?


んで、ずいぶん迷惑な話ですが、私は休んでいません。
つまり、「感染源」。

半年前なら、死刑モノか。

でも、わずか30名程度の事業所で、休むわけにはいかないんです。


高年者や「バカ」はかからないって言ってたじゃないか
ダブルな私が、インフルに罹る訳ないじゃない

今年気を付けること

またまたchikirinさん

いいこと言うなぁ昨年正月のブログ

1.年をとるほど若い人を叩く（潰しにかかる）、から注意

2.詳しくしなるほどその分野の新しいことやアイデアに否定的になる、から注意

3.結果が出るとすべて自分の功績と思いたがる、から注意

4.上手くいかないと明日も上手くいかないと思いたがる、から注意

他にも書いて有りますが、反省と自戒。

いつも思うことですが、この方は結構優雅な暮らし振りのご様子ながら様々な事に貪欲な興味を持つ反面、妙に老成したことを書いたり、と不思議な方です。


お正月、第二弾でした。

乾坤一擲

あけましておめでとうございます。

行きつ戻りつの迷い道の一年、何とか無事に越えられました。
いろいろ有り過ぎてまだまだ引きずっていますが、人間の細胞は数日でほとんど入れ替わるとか。
だとしたら、「今」の私は少なくとも先月の私とは違う人間。

戸惑ったり、猛進したり、迷っているから人生、面白い。

今年は本当の「乾坤一擲」の一年と心に刻み、邁進、
じゃなくて「ぼちぼち」行きますわ。