うんたま森のキジムナー

カラカラとバッタ

イソップ物語の「アリとキリギリス」の話を
誰でも一度は聞いたことがあるだろう。夏の間、
アリ達はせっせっと働いて冬の食料を蓄える。
その横でタキシードを着たキリギリスは
バイオリンを弾きながら、歌って踊って遊んで
いる。やがて冬がやってきて食べるものがなく
なったキリギリスはボロボロの服になってアリの家に
食べ物を恵んでもらいに行くが、「お前は
夏のあいだ遊んでいたのだから」と追い返される。

この物語を子供頃読んだときに
「かわいそうだから、少し分けてやればいいのに、
キリギリスも反省しとるやないか」
と思ったものだ。イソップ物語はこのような残酷な
話がいくつかある。日本人の考え方には、ちょっと
合わないような気もする。

今年の夏は忙しかった。みんなよく働いた。
これでオフシーズンをなんとか乗り越えることが
出来るだろう。そんな我が家にボロボロのタキシードを
着たキリギリス・・・?じゃなかったバッタが現れた。
片足は猫にじゃれつかれ、自慢の後ろ足が一本だけに
なった片足バッタ。
実はこのバッタ、毎年、冬になると現れる。

カラカラ先生は毎朝、ギュウ(犬)に餌をあげて、
猫に餌をあげて、その後キュウリを切ってバッタに餌を
あげるのが日課となっている。
今や我が家に一員(一匹、もしかすると二匹)お礼の
つもりかどうかはわからないが夜中になると目が
覚めるほどの鳴き声で「ジィーッジリジリ」と
歌いだすのだ。


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