テレビの天気予報で最近よく耳にする「線状降水帯」
気象庁が天気予報で用いる気象用語で、次々と発生する発達した
雨雲(積乱雲)が列をなし数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または
停滞することで作り出される長さ50〜300km程度、幅20〜50km程度の線状に
伸びる強い降水域を線状降水帯と呼ぶそうだ。
少し前までゲリラ豪雨と呼んでいたような気がするが、どちらも強い雨が
降るという点では同じである。
線状降水帯との明確な違いは狭い範囲に30〜60分程度の短時間で激しく降る雨を
ゲリラ豪雨と呼びそれよりも広い範囲で長時間にわたって降る雨を線状降水帯と呼ぶ。
ゲリラ豪雨という言葉が頻繁に使われていたが、ゲリラという言葉が戦争を
思い起こさせたり、予測不可能と思われることから使わないようにしたそうだ。
代わりに「局地的大雨」という用語を使っているという。
沖縄では傘をささないといわれている。
日傘はさしても雨傘はささない。
確かにその通り。理由として、雨傘を持っていない。
そもそも沖縄の雨に傘が役立たない。
台風に傘はさせない。開いたと同時に飛んで行ってしまう。
台風以外の雨ではスコールのような激しい雨が通り過ぎる。
たとえびしょ濡れになっても、すぐに太陽が照りつけて何事も
なかったように乾かしてくれる。
最近、雨傘を買った。雨の予報があると傘を持って出る。
しかし、雨が降ってきても傘をさして歩いている人がいない。
傘をさすだけで目立ってしまう。
いつどのタイミング傘をさしていいのかわからない。
これ、沖縄に住んでいる人にはわかるだろう。
すぐに通り過ぎる雨なので、雨宿りでしのいでいる。