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うんたま森のキジムナー

新聞

宮古島に住み始めて、まず新聞をとった。
薄っぺらい新聞を見て驚いたのは、テレビの番組欄がなかった。
正確には番組欄はあるにはあったが、当時は民放が放送されて
いなかったので新聞の片隅に小さくNHKの放送内容と
宮古テレビの番組が載っていた。
現在は大きく誌面一面が番組欄となっている。

宮古島の新聞社は2社、宮古毎日新聞と宮古新報社である。
宮古新報の発行部数が14000部数。
宮古島の世帯数が28,282であるから、若干宮古毎日新聞の方が多い。

2019年、社長による、長年のパワハラ問題が全国放送された。
社長が全従業員を解雇するという事態になったことで
宮古島が有名になった。
その後、経営が一新されて現在に至る。

宮古島の新聞は大きな2枚の藁半紙を二つ折りにしたもの。
ニュースで取り上げらる一般の事件事故、世の中の話題、スポーツ記事、
その中でも一番大きく取り上げられているのが地元での事件事故、
ニュースである。

まず島内では配達されてきた新聞の訃報欄を見る。
そのために新聞をとっていると言っても過言ではない。
ときには大きく、一つの訃報スペースが「大企業の社長か」
と勘違いしそうなほど大きいことがある。
島内でのこと、喪主に親戚一同から友人まで、大勢の名前が載る。
死亡広告を見れば、故人を取り巻く家族構成や人間関係が一目で
わかるというわけ。

以前はどちらの新聞をとっているかで選挙の票読みをしたといわれていたが、
今は関係ないようだ。宮古では両方の新聞をとっているこよも珍しくはない。


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コメント一覧

きじむな
毎朝、新聞の訃報欄を確認することが日課となっています。
知っている名前が増えてきました。
ダイバー
世帯数と新聞の部数とで単純に計算が出来ると言うことは、全ての家で両方かどちらかの新聞を必ず購読していると言うことですね~😄 最近、私の廻りでは何でもスマからの断片的で刹那的な情報だけに依存するようになってしまい、新聞を購読しない家庭が多くなって来ている様です☹️ 日本の将来が心配です😥
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