うんたま森のキジムナー

メンテナンス

船のメンテナンスは、エンジン系と
外側の二つがある。
エンジン系は、オイル交換やインペラ、
老朽化した部品の交換など。
外側は主に船底にこびりついた海藻や貝などを
落として、亜鉛防食版などを交換する。
船底には普通、塗料を塗るが、その塗料も半年に
一度ぐらいで塗りなおさなければならないので
塗っていない。

昔、漁港で船底塗料を塗っていると、
オジィ漁師がやってきて
「潜れる人がなんでそんなものを塗るのか?」
と言われた。

潜れるのなら船底塗料を塗るよりも、
潜ってコスレ!というわけ。
船底塗料を塗ることで1ノットか2ノット
速度が落ちる。毎日潜るのならこまめに船底を
手でこする方がいい。

こまめにやっていても忙しい日が続けば、
どうしても海藻や貝が付き始める。
台風などで船を陸揚げしたときには、一度、船底を
磨くようにきれいにする。

亜鉛版も潜って交換することは可能であるが、
万が一海に落とすことも
考えて陸揚げした時に交換する。

宮古島で最初の船を買おうとしたとき、
周りの漁師さんたちから
「面倒を見られるのか?」とよく言われた。
船を持って初めて、その意味がわかった・・・


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コメント一覧

きじむな
市会議員選挙が近づいてきました。
離島の選挙は「お祭り」とよく言われますが
賑やかになってきました。
ダイバー
台風の接近に伴い船を避難させたり、ロープで頑丈に拘束したり、大変な力仕事ですね。そしてそのあとに続く船のメンテナンスの大変さ。何度か写真やブログで拝見しています。スタッフの皆様の様々なご苦労に関心していますし、改めて感謝したいと思います。
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