平等院の屋根の上や金閣寺の屋根の上には鳳凰像がある。
一万円札にも鳳凰が描かれている。
鳳凰は中国神話の伝説の鳥であり、雄が鳳で、雌が凰、ツガイだそうだ。
鳳凰は陰陽の象徴であり、男性と女性の厳粛な関係を代表するものであった。
その後、鳳と凰は一羽鳥として描かれるようになったという。
想像上の鳥で、ホウライの守護神、またはフェニックスでもあるという。
キジ科の鳥がモデルといわれているが、あくまでも想像上の鳥である。
今、島のあちこちで鳳凰木が真っ赤な花を咲かせている。
鳳凰木の名前の由来は花が鳳凰に似ていることから名付けられた。
鳳凰木は世界三大花木の一つに数えられている。
世界三大花木とは、ホウオウボク、ジャカランダ、カエンボクのこと。
ホウオウボクはマダカスカル原産であるが、マダガスカルでは絶滅の危機に
さらされているそうだ。沖縄では街路樹としてあちこちで見られる。
ちょうど今が見頃で夏まで真っ赤な花を咲かせている。