うんたま森のキジムナー

宇宙人

平良市の総人口は約5万人となっているが、
市内付近に住む人は約3万人程度。
その内の約10%にもあたる人が本土からの移住者だそうだ。
仕事で来るひともいれば、南の島の生活に
あこがれて夢を抱いてくる人もいる。

農業や漁業をしている島の友達のところにも、
「やり方を教えてください。しばらく働かせてください。」
と来る人も多いと聞く。
人を紹介されるときは、ほとんどが酒を飲んでる場で
飲みながら話をするものだから
ついつい「いいよ」と軽い気持ちで言ってしまう。
農業や漁業が衰退していくのは、後継者がいないことが
大きな原因。そして、なぜ?後継者がいないのかと
突き詰めていけば、厳しいから。

まる一日雨の降った畑の中を歩くことがどれだけ
大変なことかもわからずに、島も見えない海原で大風に
吹かれ壁のような波が横からくる恐ろしさも知らずに
あこがれや夢だけで乗り越えれるものではない。

私と同じ世代の島の友達は、中学校に入るまでは
回りは身内だけだった。
(家族・親戚・近所の人・友達)
高校に上がると自分たちでは当たり前だと思っていた
ことの違いを感じたそうだ。
そして島を出たら、常識・非常識、そして
カルチャーショックを受ける。
よくそんな話を聞く。
違う食べものを食べてきて、便利な生活の基準も違う
本土の人を「ナイチャー」と呼ぶ。最近は
「あれらは、宇宙人だよな。」と呼ぶ人もいる。



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