棋院海外室Go日記

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院生の勉強

2011-09-22 14:37:34 | 日記
「院生研修」について、ただ今勉強中です

「碁ワールド10月号の記事の中でも少し紹介しましたが、
最近海外から「院生」についての問い合わせが多く、ヨーロッパ碁コングレスに参加したときにもその類の質問を多く受けました。

ただ、小生は院生経験がないので、時々答えられないことも・・・

そこで、無理を言って?「院生研修の現場」を見学させていただきました
もちろん、勉強の為です。


こちらは院生C~Eクラス合同の対局場です。(A、Bクラスは別室で対局)

Aクラスはさすがに入段が手の届くところに着ているとあって、室内の空気が違いました。

Aクラスの対局風景です。写真からもピリピリとした緊迫感を感じませんか?

ところで、院生はクラスによって対局数が違います。
例えば、Aクラスだと一日に1局、2局程度なのですが、Eクラスだと一日に6局も打つそうです!
この日は30分切れ負けの早碁を6局打っていました。かなりハードですよね
ただ、ここを頑張って抜け出せれば、精神面も技術面もワンランク上に成長したことになるのです。

今回初めて知ったのですが、院生師範(4名)以外に、毎週特別ゲストの先生がマンツーマンで指導して下さるそうです。
先週は金秀俊八段でした。

このように打った碁を一流棋士に検討してもらえるそうです!

最後に師範の大淵盛人九段に院生で上に上がるための秘訣は?と伺ったところ、
「強くなりたい向上心と教わる謙虚さが大切」と仰っていました。

フィンランドの学生が7カ月間の院生研修の為、もうすぐ来日します。
早速、それらを伝えたいと思っています。



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最新号では

2011-09-22 09:02:47 | 日記
昨日発売されたばかりの『碁ワールド10月号』、もうご覧になられましたか?

実は、「ヨーロッパ碁コングレス」についての記事を書き下ろしました
内容はというと、欧州の若者の「囲碁熱」と日本から派遣された棋士(武宮先生など)の活躍ぶりについてです。
また、コングレスの様子を伝える画像もたっぷり載せていますので、そちらもお楽しみに!

ところで、欧州の囲碁レベルって実際どの程度なのか? 興味はありませんか?
コングレス期間中に開かれた欧州選手権戦1位(21才)と3位(18才)の若者が激突した「激闘譜」を10月号に載せました 
お互い一歩も引かない戦いに次ぐ戦いの連続です。驚きの戦闘力、是非並べてみてください。

こんなに載っけちゃっていいの!?ってくらい10月号は盛りだくさん(笑)
日中韓それぞれの新世代が台頭した世界選手権富士通杯がフォーカス・オンされています!
井山裕太名人(21才)、ポスト李世ドルと評判の朴廷桓九段(18才)、中国最年少名人の江維傑五段(19才)!
この新世代の棋士たち、一体どんな碁を見せてくれたのか! この3人の碁を林漢傑七段がズバリ解説しています。 

夏は、学生大会のシーズンです!
全国少年少女大会(小学生、中学生名人)、囲碁の甲子園高校選手権、学生本因坊戦・・・
これらのたくさんの棋譜が一挙に紹介されているのは「碁ワールド(10月号)」だけです
今の若者がどんな碁を打つのか興味津津!? 是非並べてみて下さい。

因みに、小生はiPad(アイ・パッド)にダウンロードして、これらすべての棋譜をチェックしています。
今の私の楽しみの1つです。自動棋譜再生機能によって、楽に見れるので皆さんにもお薦めですよ 










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