棋院海外室Go日記

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斬新な感想文

2012-01-26 16:59:36 | 日記
去年の11月、青葉かおり四段を講師にお願いして、
青山学院大学の「留学生」を対象に囲碁の入門授業を開きました。


(以前、このブログでもご紹介しました。)

先日、授業を受けた生徒の感想文が大学側から届きました!
囲碁に対する率直な感想が書かれています

捉え方が面白いので、一部抜粋してご紹介したいと思います

感想文でもっとも多かったのが「論理的思考力」「集中力」が高まるというものでした

・囲碁は「集中力」の向上だけでなく脳のトレーニングにも役立ち、「数学的論理思考」を鍛えるので頭が良くなりそう。
・韓国では親が自分のこどもに囲碁をやらせることが多い。理由は「集中力」を増やす為だ。
・「集中」が必要なゲームだから、頭脳回転力が訓練できると思います。
・現代の大学生は論理的思考力が欠けると言われていますが、囲碁を通じて「集中力」、「論理的思考力」が養えるのではないかと思いました。

こんなユニークな声もありました。
・囲碁は戦略型オンラインゲームで世界的に人気のスタークラフトと似ているような気がした。もちろん複雑なのは囲碁のほうで、
 自分の中で戦略を立て、相手の先を読み打っていかないといけないので、論理的に物事をよみ、考える力が養えると思った。

「仕事」
にも役に立つ!?こんな感想も
・戦略思考や分析思考などが、現在の非常に激しいビジネス界にとても役に立つと思う。

さらに、人格形成にも影響する!?という意見も
・ただ人の頭脳回転をよくさせるゲームだけでなく、プレーヤーの人格も変える大きい力を持っていると思った。



嬉しいことにこんな感想も!
・実は授業が終わった後、囲碁をやっている友人の通う教室に見学に行きました。囲碁はこんなに神聖な対決なんだと心から感動しました。
 勝っても自慢せずに相手といろいろと情報交換するなど、修養の高いゲームだと思いました。

実は、これが個人的に最も印象に残っている感想です
・私の周りも含めてまだ若者には広く愛されていないゲームのような気がする。もっと幅広い年齢層に普及したらいいと思う。

感想文を読んで、あらめて囲碁の素晴らしさを感じました
みなさんはどのように感じましたか? 
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ユーロ碁TV

2012-01-20 14:24:58 | 日記
ユーロ碁TV(EuroGoTV)」というサイトがあるのをご存知ですか?

比較的新しく、4、5年前にできたばかりですが、
囲碁の情報サイトとして、欧州の囲碁ファンに今、最もチェックされているサイトだそうです

欧州のローカルな情報がほとんどで、毎日更新されています!

ここの最大の特長は、
動画、画像がとても充実しているところ
(例えば、去年ボルドーで開れたヨーロッパ碁コングレスの動画や画像など簡単にチェックすることができます。)

そこに、山下名人・本因坊も推薦するiPhoneやiPadのアプリ、
【日本棋院詰碁マスター(全400題)】の紹介記事が、
先日「ユーロ碁TV」にもリリースされました!

これを機に海外の囲碁ファンにも「詰碁マスター」を楽しんでいただければと願っています

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日本棋院詰碁マスター


入門者から高段者まで楽しめる、全400題(*林漢傑七段、大橋拓文五段のオリジナル創作詰碁110問!)収録されている「詰碁マスター」。
詳しくは、こちらから
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ロンドンが旬!

2012-01-13 17:18:31 | 日記
2012年世界で最も注目される都市は、第30回目のオリンピックが開催される「ロンドン」でしょう!
年末年始の休暇は、4年ぶりにロンドンに行ってきました



といっても、10年近くロンドンに滞在していたことがあり、私にとっては故郷に帰る感じです。


当時と違い、中国人(観光客)が目立っていました。
かつての日本(バブル期)がそうであったように、
高級デパートや有名ブランド店には、どこも中国人でいっぱい。時代の流れを感じました。


また、日本食(特に、スシ)が一般に幅広く流通。

↑このようにスーパー等で手軽に手に入ります。

また、おしゃれな回転寿司も↑

滞在中、ロンドン・オープン(*英国で最大の囲碁の大会)にも行ってきました

■ロンドン・オープン: 12月28日~31日までの4日間開催され、120名以上が参加。


■解説会: 韓国の女流棋士による講評


■検討室: 熱心に検討する様子


■楽しい連碁大会の様子


■詰め碁: 大会で完全優勝した韓国人の学生が仕入れてきた詰め碁。これはプロも悩ますかなりの難問のようです。

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~お知らせ~
ロンドンオープンの様子は、棋院が発行している級位者向けの月刊誌「囲碁未来」4月号の中でご紹介する予定です
また、囲碁と英語をテーマに「囲碁未来」で一年間連載記事を書くことになりました
この連載の目的は、読者が海外に興味を持ち、外国人相手と囲碁が打てるようになり、そして「英語」で検討ができるようになることです
連載が近くなったら、またご案内させて頂きます
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