旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

可哀想な人にも感謝

2018年08月24日 | 日記

世間では少し前に、女優さんとお金持ちの事業家との恋愛に関する事で
色々と話題になった。
二人の恋愛に対して、批判をされていた。
ひがみかもしれないし、それ以外かもしれない。

とりあえず、何でもかんでも、批判だけをする人は世の中には存在する。

特に最近、日本では、ひたすら人を否定し、こきおろし、
必要以上に欠点・失敗を批判しまくる風潮を感じる。

確かに、法律的に悪い事をすれば批判に値するかもしれない。
が、それ以外の事であったのならば、
それはどうであろうか。

殺伐とした空気を感じてしまう。
嫌な風潮ですね。


日本のチベット業界に関してもそーらしい。

せっせと他者を批判するネガティブな意見を発信している
可哀想な人、がいるよーだ。

その人は、売り側であり、
自分の価値観が絶対正しい、と他を認めず、
自らの価値観を押し付けまくり、
他者を批判する。


可哀想な人だ。
と思う。


極所的な「自分の価値観こそ絶対」だ、
と言わんばかりにガチガチに固まった価値観の
殿様意見を言っているよーだ。

僕が現地で感じて来た少数民族の価値観とは
半分共感でき、
半分共感できない部分もある、とも感じるが、
僕は、感じ方、考え方は人それぞれであると思っている。

言うのは自由。

そして、その価値観を選択・信奉するのも
人それぞれの自由だと思う。


だが、ネガティブな人からは、
ネガティブな世界しか生まない。


以前、博学で審美眼を持つ知人の方から、
ある業界で重鎮といわれる人にインタビューをした話を聞いた事がある。

その重鎮からは、
同じ業界の若い人や他店を辛辣に批判する言葉が並べられたという。

また別の機会に、
芸歴の長い日本の骨董業界の方と食事をした時に、
その方より上の世代、老齢になった骨董屋の中には
プライドばかりが高くなり、
人の批判や否定しかしない人もいる、と聞いた。


どこの業界、どこの世界でも同じよーだ。

人は、苦労と経験を重ね、
時には、こだわりを持ちすぎると、
やがて他者ばかりが気になり、
それらを批判し、
自分のみを正当化するようになる人がでてくる


すごく、可哀想に思う。

そして、変なの。
と思う。


他者の価値観も聞き入れ、
批判ではなく、
もっと良い言葉や行動があるだろーに、
と思う。


人の批判をしても何もはじまらない。


人を変えたいと思うなら、
まず自分を変えたほうが良いと思う。

これは、僕自身にも言い聞かせなければならないと思っている。

シリアスでネガティブにモノゴトを感じるのも自由だが、
たとえ、シリアスで悲しい事があったとしても、
全ては明るい未来を見据え、
ポジティブに
柔らかく
強く
笑って生きるのが良い、
とは思う。


それこそが、
少数民族のみではなく、
全てのモノゴトに通じるココロでは
ないだろうか?



でも、まぁ、
あーだこーだ言われる側も、
言われるだけ幸せを感じ、
感謝をしたいと思うのだ。


全てのモノゴトに感謝。


ありがとう



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