旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

コーカサスの絨毯 番外編【アルメニアのドラゴンラグ】等

2022年06月15日 | 古い物



前回のコーカサス地域の動物柄の絨毯の番外編です。

アルメニアのドラゴン・ラグです。

龍柄ですね。

龍が一般的なアジア圏の人間からすると、
「どの辺が龍なの?」とツッコミを受けそうだが、
ドラゴンなのです。

詳しくは各国の学者殿の文献を参照して頂きたいが、
デフォルメされた龍の図柄なのです。
よく見ると小さな龍がいます。


因に、僕は個人的に撮影した写真を持っていないが、
タイプは違うが、
知る人ぞ知るアゼルバイジャンのドラゴン・ラグ(ジジム)は超高額で取引されております。

このアルメニアのドラゴン・ラグも古い物となると、腰が抜ける金額になっております。

世界には龍のファンが多いのが窺い知れます。

僕も龍が好きだし。




こんなのも。
こんな事を言ってしまうと笑われそうだが、一瞬、ガンダムっぽいと思った。
見る人が見れば、その希少性と価値は分かるかもしれないので説明省略。

この方向性でのトライバル感が炸裂し、ダイナミックで素晴らしい。
深いインディゴも美しく、パイル(毛足)もフカフカで古さもある。
自分の自宅用にマジで欲しかった。


以上
番外編でした。

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