ミハ缶ブログ

ヘタレ大学院生が綴る日常と非日常。
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現代日本に徴兵制は必要か?

2007年06月26日 | 2010年以前の記事
「恋愛に消極的な甘ったれた男が増えてる。兵役制度みたいなものでしごかれたほうがいいんじゃない?」…30歳からの女の恋愛論(痛いニュース(ノ∀`))
 う~ん……どうなんでしょ。徴兵制と恋愛に積極的か消極的かは関係無いと思うんですけど。
 そんなの、「軍事女学校があればいいのに」といった個人的な萌えに基づく意見と同程度のものじゃないかと思うんですけど。



 そもそも、現代日本に徴兵制は必要なのでしょうか?
 海自や空自は、専門的な知識やら技能やらが無いと到底勤まりません。戦前でさえ、海軍といえばエリート(それぞれの分野のプロフェッショナル)集団です。
 となると、徴兵された人々が廻される所といえば陸自しか無い訳ですが、その陸自ですら、戦車やら誘導弾やらと、専門化が進んでいます。
 そもそも、徴兵という制度自体、歩兵で隊列になって突っ込めっていう戦法が普通だった時代のものですし、戦車やら誘導弾やらが発達してる現代において歩兵で突撃やれだなんて、ソ連か中国ぐらいしかやりませんよ、そんな事。

 ただ、あり得るとするならば、軍事的な理由ではなく、社会奉仕に従事させるという理由で徴兵モドキをやる場合。つまり、成人後に一定の社会奉仕活動を義務つけるとかでしょうか。朝鮮戦争時の中国による“義勇軍”みたいで、なんか嫌な感じですが。
 それに、こんな事をやるぐらいなら、「社会奉仕活動を行う為に会社を休んだ場合、それを理由に退社させる事はできない」などと労働基準法か何かに記載した方が余程効果がありそうですな。



 そんな訳で、「今時徴兵制って、時代遅れじゃね?」という話でした。

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