利害が伴わない科学関連記事に限定して、もっと朝日新聞は、評価されるべき。
Ｈ２Ｂ打ち上げ成功 無人宇宙船、無事に軌道入り（朝日新聞社 「asahi.com」 09年09月11日付け 09年09月11日確認）
宇宙輸送船 打ち上げ成功（社団法人日本放送協会 「NHKオンライン」 09年09月11日付け 09年09月11日確認）
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祝！ H2B打ち上げ成功！
実は、昨晩、空缶文庫を更新した後から、ずっと、Webでの打ち上げ中継を見ていました。一瞬、地上で爆発したかと思ったのですが、無事成功して、なによりです。
今回のH2Bロケット打ち上げ、マスコミは全然取り上げませんし、ニコニコ動画でも、科学カテゴリーでは、そこそこ注目されていますが、総合では、全然ランキング入りしていないという始末。
中日新聞では、1面の下の方に、写真無し関連記事無しで、しかも、「H2Bロケット初の打ち上げへ」という、「これから打ち上げるよー」って記事（2009年9月11日朝刊）だったり、同9月10日朝刊では、10面地域経済記事として、「Made in ナゴヤ 宇宙へ」という、名古屋の三菱重工が中心となって作ったH2Bロケットに関する記事が掲載されているのみだったり。テレビでも、どのチャンネルでも、中継をやっていませんでした。
せっかく、深夜の打ち上げなんですから、特別番組作って実況中継すればいいのに。もったいない。
さて、今回打ち上げられたH2Bロケットですが、これは、H2Aロケットの改良型で、H2Aと比べて、重くて大きい荷物を積む事ができます。JAXAのパンフレット（PDF）によると、H2Aが大体4トンぐらいの衛星しか積めないのに対して、H2Bは、8トン積めます。また、16.5トンもあるHTVも積めます。
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普通、ロケットというものは、事故がつきものです。というか、事故原因を追究して、より安全なロケットを作るというプロセスが、前提となっています。むしろ、ロケットに限らず、新しい技術の大半は、何かしらのトラブルがあって当然なんです。100年前の鉄道なんて、割と高頻度に事故を起こしていますしね。リバプール・アンド・マンチェスター鉄道の開業式での事故がきっかけで「鉄道は不完全で危ないから止めろ」なんて言っていたら、現在の新幹線の栄光は無かった訳で。そんな事も無視して、「ウィリアム・ハスキッソンを殺したのは誰だ！」と騒ぎ立てて金儲けをするマスゴミが、あまりに多すぎるように感じるのは、私だけでしょうか。
話が少しずれましたね。とにかく、ロケットに失敗は、つきものです。とくに1号機なんて、信頼性は、皆無に等しいものです。にも関わらず、今回、無事、打ち上げに成功しました。これは、素晴らしい事です。賞賛に値するものだと思います。
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そして今回、H2Bロケットで打ち上げられたのは、HTVと呼ばれる、無人の宇宙船です。今までJAXAが打ち上げてきた衛星と、何が違うかといえば、与圧部が設定されているという点でしょう。与圧されているという事は、すなわち、生きたものも乗せれるという事です。すなわち、将来的には、有人宇宙船へ発展させる事もできるという事です。このHTVによってJAXAが得る技術や経験は、将来、国産有人宇宙船を飛ばす時に、かなり直接的な形で、役に立つでしょう。
また、2010年にスペースシャトルが引退してからは、唯一、大型の荷物をISSへ運べる宇宙船になります。そんな訳で、ISSの計画においても、かなり重要な役割を担っています（にも関わらず、報道しないマスゴミは(ry）。
ちなみに、今回は、試験をした後にISSへ向かうとの事なので、打ち上げから一週間程度掛かるんだそうです。また、試験のために、燃料を多く積んでいるので、本来よりは、積載量が少ないとか。で、その搭載品ですが、食料や、日用品、実験用具、船外実験装置などとの事（宇宙航空研究開発機構「搭載品:宇宙ステーション補給機（HTV）」 09年09月11日確認）。
H2Bロケットは、無事に任務を達成しましたが、HTVの任務は、これからです。無事の任務成功を祈ります。
関連：
宇宙航空研究開発機構「新着情報:宇宙ステーション補給機（HTV）」
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Ｈ２Ｂ打ち上げ成功 無人宇宙船、無事に軌道入り（朝日新聞社 「asahi.com」 09年09月11日付け 09年09月11日確認）
宇宙輸送船 打ち上げ成功（社団法人日本放送協会 「NHKオンライン」 09年09月11日付け 09年09月11日確認）
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祝！ H2B打ち上げ成功！
実は、昨晩、空缶文庫を更新した後から、ずっと、Webでの打ち上げ中継を見ていました。一瞬、地上で爆発したかと思ったのですが、無事成功して、なによりです。
今回のH2Bロケット打ち上げ、マスコミは全然取り上げませんし、ニコニコ動画でも、科学カテゴリーでは、そこそこ注目されていますが、総合では、全然ランキング入りしていないという始末。
中日新聞では、1面の下の方に、写真無し関連記事無しで、しかも、「H2Bロケット初の打ち上げへ」という、「これから打ち上げるよー」って記事（2009年9月11日朝刊）だったり、同9月10日朝刊では、10面地域経済記事として、「Made in ナゴヤ 宇宙へ」という、名古屋の三菱重工が中心となって作ったH2Bロケットに関する記事が掲載されているのみだったり。テレビでも、どのチャンネルでも、中継をやっていませんでした。
せっかく、深夜の打ち上げなんですから、特別番組作って実況中継すればいいのに。もったいない。
さて、今回打ち上げられたH2Bロケットですが、これは、H2Aロケットの改良型で、H2Aと比べて、重くて大きい荷物を積む事ができます。JAXAのパンフレット（PDF）によると、H2Aが大体4トンぐらいの衛星しか積めないのに対して、H2Bは、8トン積めます。また、16.5トンもあるHTVも積めます。
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普通、ロケットというものは、事故がつきものです。というか、事故原因を追究して、より安全なロケットを作るというプロセスが、前提となっています。むしろ、ロケットに限らず、新しい技術の大半は、何かしらのトラブルがあって当然なんです。100年前の鉄道なんて、割と高頻度に事故を起こしていますしね。リバプール・アンド・マンチェスター鉄道の開業式での事故がきっかけで「鉄道は不完全で危ないから止めろ」なんて言っていたら、現在の新幹線の栄光は無かった訳で。そんな事も無視して、「ウィリアム・ハスキッソンを殺したのは誰だ！」と騒ぎ立てて金儲けをするマスゴミが、あまりに多すぎるように感じるのは、私だけでしょうか。
話が少しずれましたね。とにかく、ロケットに失敗は、つきものです。とくに1号機なんて、信頼性は、皆無に等しいものです。にも関わらず、今回、無事、打ち上げに成功しました。これは、素晴らしい事です。賞賛に値するものだと思います。
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<param value="http://www.youtube.com/v/rWOZRXiGyoE&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" name="movie" />
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また、2010年にスペースシャトルが引退してからは、唯一、大型の荷物をISSへ運べる宇宙船になります。そんな訳で、ISSの計画においても、かなり重要な役割を担っています（にも関わらず、報道しないマスゴミは(ry）。
ちなみに、今回は、試験をした後にISSへ向かうとの事なので、打ち上げから一週間程度掛かるんだそうです。また、試験のために、燃料を多く積んでいるので、本来よりは、積載量が少ないとか。で、その搭載品ですが、食料や、日用品、実験用具、船外実験装置などとの事（宇宙航空研究開発機構「搭載品:宇宙ステーション補給機（HTV）」 09年09月11日確認）。
H2Bロケットは、無事に任務を達成しましたが、HTVの任務は、これからです。無事の任務成功を祈ります。
関連：
宇宙航空研究開発機構「新着情報:宇宙ステーション補給機（HTV）」
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