きづき窺見帖

窺見≒物見≒斥候≒間諜≒密偵≒SPY

いたづら

2007-02-04 | 卑小説
この文章は、物語の途中の一部分だけです。

<前半略>

龍之介の悪さは日に日に過激となり、
その目に余る悪戯に激怒したきづき婆は、
ついに、魔法で龍之介を木の中に閉じ込めてしまいました。
実は、きづき婆は、『木付き』といって、
『森林の大木魔王』御付きの魔法使いの婆だったのです。
きづき婆は木の中の龍之介に言いました。
「悪戯が過ぎると、板面(いたづら)になるのよ。ほっほほほほほほほほっ、わっははははははははっ」
龍之介は泣きながら言いました。
「わぁーんわぁん(猫だけど)、もうしません。ここからだしてくれよぉ~」







こういう場面で通常は、≪つづく≫です。つづくか?

<後半略>
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2 コメント

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つづけ (ねむ)
2007-02-04 00:41:30
可哀相な龍くん
やっぱり木に入れる猫は、気に入られた猫なのでしょうか?
そして木槌でコンコンと、気が付いたら入ってるって塩梅でっか?(でっかって?)ダシテ~
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木をもむ、ねむさんへ (きづき)
2007-02-04 23:24:58
続きを考えました。
ねむさんが心配されているので
(駄洒落を言っているので、本当に心配しているかどうかわかりませんが
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