真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

人の殺し方教えます

2019年09月07日 | 基道館活動記録

例えば、力自慢の重量挙げ選手が、「ほら、すごいだろう250kg上げたぞ」というところにすたこら行って。

鼻にコンパチをいれ、バカといいながら、金けりをくらわす。

 

これは、女性でも子供でも可能です。

 

同じように、ブドウの世界は、意表を突くルールなしが原則で、それを知らないことには試合に勝った、竹を見事に切ったなど、たいした役には立ちません。

 

まあ、田舎の中学の剣道部で一番の選手の前に、剣道日本選手権王者がたち、いきなり面を放つこととよく似ています。

 

話にならんでしょう。

 

そういった武技を身に着け、腹もでき、その人が、柔らかく落ち着いて「人のために」平和的に物事を計るのが、ブドウです。

また、大義を信念として保持し、一旦緩急あらば「死に狂い」する覚悟さえあれば、すなわち「武威」

 

日本には勝った負けたではないそういった思想があります。

それを何とか残したいと念願しています。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿