真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

世界の珈琲生産高1位のブラジルで金賞獲得

2019年03月26日 | 安全な食品


色の付いた人が農園で働いている。

肌の色がクロでも黄色でも褐色でも人間に変わりはない!


黒い肌の人が働いている畑(珈琲畑)のうえにヒコーキが来て農薬を散布する、人がいようといまいとおかままいなしだ。


珈琲ベルト(珈琲の生産できる地域はほぼ赤道と近似、故に住民は有色人種)


モノカルチャーのプランテーションでは日常で、そういった人の健康や幸せと別次元の冷酷なプランが進行する


さて、あの強欲なロスチャイルド系の白人市場原理主義者、あるいはNWOの馬鹿たちの期待を裏切り なんと南米の小さな農園がオーガニックで初めて全ブラジルの珈琲品品評会で金賞を得た


第三世界とフェアトレードを行う、すばらしい企画が、白人の支配を打ち破るきっかけとなるだろうか。


3日に一度
このすばらしい、豆を焙煎すればいい。


我が家では、この1Kgで3000円しない生豆を自家焙煎し飲んでいる。
単純計算で100杯できるから@30円で世界最高品質のオーガニック珈琲を楽しんでいる事になる。

まじめな生産者を応援することにもなるこういう購入と消費の輪が広まればいい。
理解して購入する消費者は珈琲に限らずオーガニック農家に取り是非必要なのだ。






滑稽ながら危険

2019年03月24日 | 社会の破壊者
滑稽なものを見た。
帰路電車は満員、その日は10時間歩いてくたくただったが仕方なく立っていた。

ふと、おかしなにおいが車内に充満した。
見ると、ゲサクな御仁が優先席に傲然と座り、ジャンク菓子を食べるところだった。



袋を持ち上げて、開いた口から直接御仁の口になだれ込む・・・・・・


どうもチーズ系のジャンクらしくくさいのなんの!

まあ、車内で食べたらあかんというルールはないし、若い人が優先席に座ったらあかんという規則もない。


その御仁みたところ30代半ば、屈強そうな体格をしている、どこも身体に異常はなさそうだ(実態はあかんやろうけど)

一つ目の袋はあっという間に食べてしまい、二つ目に取りかかるついでに、雑誌を取り出した。

「プレジデント」

私はあきれて、その御仁の顔を見た。

こういう雑誌は、社会のリーダーたるものが教養と情報を得るため、身を慎んで読むものだと思っていたが、どうも違う利用法があるらしい。

優先席に座る身体に異常がない若い人はフヌケかヘタレである。まず矜恃がない。


満員の車内でジャンクフードを食べる無神経では、小集団のリーダーもつとまらない。たべものの危険性を知らない無知は致命的で

病気がちのリーダーなどどんな集団でも不要であろう。


元気で前向きな人がいいに決まっている。



市場原理主義はいきずまり、いまや地球というテーブルにのっている資源は力尽くで奪い合う局面を迎えた。
「金儲け」がすべてだと割り切れないまっとうな人も多数いるだろう。

誰からも賛同を得る事ができる品なりサービスなりを提供し、その対価としての利益を受けることには異論はない
その品質が高ければ、多くの富を得ることもいいだろう。
当然豊かな人も生まれてくる、宝くじにアタリ何億円の資産を得ても人間性の向上と無関係な経済性もある。


他者を喰らい、利潤を上げても、それに意味はない。
社会に還元できる営為こそ正当な活動だろう。


この御仁を見て【時代遅れ】のアホと認定!」

武道の世界でもこの手の人は多いように感じる。

池田整治元陸将補がホピ族のたとえを教えてくれているが、


ジャンクを食べる、人も食べる滅びの道か
共栄の道か、


分かれ目に来ていますね


虎乱洞にて



誰よりも早く来て掃除を始める虎乱洞主人 無維庵錬士 こういう師範たちが基道館を指導している。





ヴィゴとダイアナ

2019年03月12日 | 目先を変えてもええやんか!
ヴィゴ・モーテンセンは詩人で俳優

こんなシネマにも出演する。

グリーンブックが上映されているというので、鳳までダーリンと出かけた









先日から、ダイアナ・クラールの10年以上前欧州で100万枚売れたというスタンダードを歌ったのを聴いていた




、新しいのもいいだろうとCDも買うことにした。今度もええですやん、5年前のCDでした。



一流の人はすごいなあ、ほかのナニモノデモナイ、ソレが光っている




全日本居合道連盟近畿地区 昇段審査会

2019年03月05日 | 無双直伝英信流
堺市大浜体育館で昇段審査があった。
もう30回行った勘定になる、月日は過ぎてゆく。

今回はフィンランドからヤルノさんが婦人とともに来日した。

この昇段審査で初段を受けるためだ。

1昨年来日の折、基道館浮雲曾に入門し、師匠である有砦齋と動画のやりとりを頻繁にやって、学科試験は日本語で書くという熱の入った修行をやってきた人だ。


フィンランドでも居合を習いたいと地元のセンセイを訪ねたら、「正座ができないと居合は無理」とことわられたらしい。
世間が狭いセンセイもいたもので、正座ができなくとも居合はできる。

事実、ヤルノさんは大日本抜刀流で試験を受けた。
もちろん、腕が立ち頭の切れる有砦齋は事前にヤルノさんが膝を壊していて正座ができない、ということを連盟に相談し、了承を得ていた。


着替えをしたヤルノさんのスーツの襟には誇らしげに基道館バッチが光っていた。




フィンランドから仕事を休み、婦人とともに来日すると言うことは金銭的にも肉体的にも大変なことだ。
試験のためだけに来た。どんな熱意だろうか!


会場で、よその道場の方がヤルノさんに質問していた

「どこの国の方ですか」

「フィンランドです」

「仕事は大阪ですか」

「いえ、フィンランドです」


「えっ、じゃあ居合の稽古はどこでやってますか?」

「フィンランドです」

「???????」

「この試験のため来日しました」


それだけの値打ちのあるのが居合ではないか!

ヤルノさんの負託に応えるためには基道館一同がますます居合を深めてゆき、世界中から習いたいという方があれば「受ける」実力を備えよう


5月にはドイツからゲンゲさんが6段を受けに来るから、基道館という道場に所属する誇りを抱いて帰国できるように、日々怠るまいぞ!


ヤルノさんは難行道である真剣道を選んだ、もちろん縁というものは存在する。人は同じ熱いものを持った人に寄り添うものだ。
こういう話しを付け加えておこう

昔、新入社員に人事担当が希望を尋ねた

「どんな部署がいいですか」

「できるだけ難しいところにしてください」

「どうしてですか」

「後が楽ですから」

この新入りこそ後の阪急グループの総裁 小林一三氏の若き日である。


マタイ伝

狭き門を通って入りなさい、滅びに至る道は広く、大きい、それを通ってゆく人はおおいからです。一方いのちに至る門は狭く、その道は狭められていて、それを見いだす人は少ないからです。