昨晩、BSの日本映画専門チャンネルで放映してました。
95年作品。
幼い頃から美しい足ばかりを褒められて育った女性と
大当たりした連ドラの終り方で悩む脚本家がふとしたことから知り合って~
といった内容。
執筆遅れて周囲から追い詰められる若き脚本家役の西島さん、
髪型はあの時代だけど、肌が若い他はそんなに変わっていません。
若い女性やカップル向けの映画という印象。
エンドロールで西島さんの名前が最後にピンで出てました。
アイドル路線で売り出そうとしていた事務所を辞めて
現在の事務所に移ったという話を聞いて、
本当に良かったと思います。
西島さんは勿論外見もとても素敵ですが、
価値は演技にあるかたなので。
演技と外見と演技に対する果てしない欲がセットで非常に価値のある俳優さんの一人なので。
前の事務所の圧力で、空白の時期があったというのは
すごく勿体無いことですが、
その時間が無駄になっていないのが、有能な役者さんの証拠でしょう。
役者さんの素晴らしい演技を見て、感情を揺さぶられることは、
芝居が生まれた時代から世界中でずっと続いてきた人類普遍の感覚です。
若き脚本家さんが監視を抜けて脱走して思い切り走る場面、
幕末と現代とで走り方は違いますが、
なんとなく覚馬さんと重なりました。