㈱日商の建築かわら版

屋根に関すること、建築に関すること、雑記などなど。

建築士会大田支部我町再発見

2006-07-10 | 石見銀山(大森)
昨日は建築士会大田支部の毎年恒例行事、
我が町再発見として石見銀山の本谷間歩群を
見学してきました。

間歩(まぶ)というのは銀を採掘する坑道のことで
石見銀山には609もの間歩があり、
東京ドーム10個分にも相当するスケールの大きさを誇ります。
現在公開されているのは大谷間歩群の方の龍源寺間歩のみですが
今回は本谷間歩群の大久保間歩入口(写真)、釜屋間歩入口、
本間部入口前まで行きました。
大久保間歩はいずれは一般公開されることと思います。
現在内部の調査が進んでおります。

途中山道でマムシと遭遇したり、数多い間歩の入口を横目に
息を切らしながら歩きましたが、大久保間歩の前は
内部からものすごい冷気がふいていて気持ちよかったです。
釜屋間歩の前ではまったく冷気を感じませんでした。
これは内部が登り勾配か降り勾配で空気の流れが変わるので
当たり前のことですがおもしろい体験でした。

今まで龍源寺間歩しか入ったことがなかったので
今回の企画で初めて石見銀山の銀鉱としての凄味みたいなものを
感じることができました。

一般公開が始まれば是非内部も見学したいものです!