日本の屋根にはやっぱり甍の波がよく似合います。
いぶし銀はどこか私たちの心に落ち着きを与えてくれますね。
ここ数年来異色瓦の混ぜ葺きによるヨーロッパ調の
屋根も流行しておりますが、これはコントラストを
うまく効かさなくては汚れのように見えてしまうため
お施主さん、設計士の方や施工側の検討が非常に大切になります。
けっこう難しいものなのです。
こちら島根県では石州瓦が有名で
来待色という赤い瓦で地域色をだしております。
近年非常にたくさんの色の瓦が世に出ておりますが、
ひとつ言えることは周りの景観、隣の家の屋根や町全体を見たとき
比率の高い屋根の色等に合わせることが一番無難だということです。
by KH