㈱日商の建築かわら版

屋根に関すること、建築に関すること、雑記などなど。

蒐古館・木幡山荘

2007-04-30 | 島根県のちょっとイイところ
弊社の松江営業所がある
松江市宍道町には
蒐古館・木幡山荘があります。

先週の日曜日はそこで蚤の市などが開かれ
無料開放されていたので散歩がてら寄ってみました。

木幡山荘は八雲本陣の旧家木幡家の隠居所で
山間にひっそりと佇み、樹齢数百年の老木が茂っており
池を持つ回遊式の庭園が素晴らしい新緑の景色を
作り出していました。

たぶん秋の紅葉が良さそうです。

そこには吸光庵という茶室や
吹月堂(写真)、随音寺薬師堂があって
心落ち着くような雰囲気をかもし出していました!

古びた瓦と壁の色の組み合わせがイイですね。
写真には写ってませんが一部瓦の間から草が生えてました。

蒐古館は木幡家にあった
屏風や掛け軸、琴などが展示してあります。

宍道町には古き良き日本の風景が存在してます。

惜しまれるルイス・C.ティファニー庭園美術館閉館

2007-04-05 | 雑記
3月末で閉館してしまった
ルイス・C.ティファニー庭園美術館。
松江市内宍道湖北岸に位置し
県内を代表する美術館のひとつでした。

アールデコ調のステンドグラス、ライト、宝石など
格調の高い展示物が数多く収集されて
宍道湖の景観、イングリッシュガーデンと相俟って
非常に素晴らしい観光スポットだったのですが、、

前松江市長が無くなった後、
現市長が約束を反故にしたということを
運営会社側は主な理由に挙げています。

ホームページ内の説明文を読むと
溝はかなり深そうですね。

最初はこの美術館を誘致する候補地は何箇所かあり
前市長の姿勢を買って松江市を選んだようです。
力関係微妙です。。

このような問題は難しいですね。
芸術に興味の無い人は税金の投入にストップを掛けたいでしょうし、、
しかし消極的な姿勢では観光地として人を呼び込むことは難しいでしょう。

いずれにしてもこのような形で美術館が撤退するのは
見てて気持ちの良いものではないですね。


広瀬統合中学校校舎棟

2007-04-04 | ヤネフキ名人使用物件
安来市広瀬町に新築された中学校です。
屋根にはS瓦が葺かれ、下葺材として
ヤネフキ名人が使用されております。

躯体は大断面集成材サミットHR工法という
木造工法が採用され地元の木材がふんだんに
活用されています。

そろそろ1期生の入学を迎えるのではないでしょうか。