㈱日商の建築かわら版

屋根に関すること、建築に関すること、雑記などなど。

躯体の瓦割

2007-03-22 | ヤネフキ名人のこと
ヤネフキ名人施工現場です。

施工についてはとにかく事前に現場との寸法
打ち合わせをすることが大切になります。

つまり、予め瓦割施工図を提出し
躯体の寸法を注文しておくことです。

これは引掛桟工法でも同様ですが、
ルーフが瓦4枚×4枚版になっている為
その重要性が増すのです。

特に写真のように内樋がある場合など
瓦割りが出来ていないと後で
余計な手間などが発生します。

ちなみにヤネフキ名人の時の瓦の働きだと
石州53B和型の場合は桁行277.5mm、登りが227.5mm。
瓦メーカーの働き寸法と少し違いますのでご注意下さい。
軒先瓦は235mm、両袖は-30mmとして頂くと
現場での施工がスムーズのいきます!