実録ちょい悪オヤジの香港遊び

　Leonは、確かに新しいコンセプトを持って誕生した雑誌で、オヤジ達のライフ・スタイルに影響を与えた。しかし、ファッション紙であることは否定出来ず、夢を売るためのお砂糖がまぶしてある。

　そこで、リアルな不良オヤジが、香港でどうやって遊んでいるかレポートしよう。

　まず大切なのが、ホテルだ。気持ちの良いホテルでないと、全ての気分が台無しだ。眠るだけだから、何処でもよいと思ってはいけない。

　ペニンシュラ、マンダリンなど香港には、良いホテルが一杯あるが、僕のお気に入りはFour Seasons。
　片側の部屋はピークに面し、一方は海が見えるが、どちらの部屋も良い。（写真はピーク側の部屋）



　素晴らしいのはプールで、プールの水面と海とが続いて見えるように設計されている。
　ここで、朝シャン（シャンプー）のあとに、朝シャン（シャンパン）すると、今日も生きようという気持ちになる。



　香港の昼間は、暑いので、部屋でグズグズして本でも読むか、冷房の効いたショッピング・モールでお買い物。

　行動は、夕方から始まる。
CAUSEWAY BAYにあるマリーナに集合する。



　ここで、幾分涼しくなった海風に吹かれながら、ギネスの黒ビールを飲む。

　そして、クルーザーで海に出る。


　クルーザーには、シャンパンを持ち込む。シャンパン・グラスも持ち込む。
　爽快に走るクルーザーの上で、シャンパンの泡が爽快に広がる。



　クルーザーから、悪名高き香港ディズニー・ランドを一望する。そして、方向を変えて、LAMA島へ向かう。

　LAMA島では、勿論、シーフードを食べる。シャコ、ロブスター、ミル貝...ETC。
　魚は食べない。養殖だから。
　何故か、女の子がいる。（一体、誰だ？）



　そして帰りは、水上生活者で有名なAberdeenで船を泊める。観光客ご用達のジャンボ・レストランを横目にクルーザーは走る。



　これからが、ナイトライフの始まり。

　行くのは、白人が多いLAN KWAI FONGか、SOHO。

　まずは、シガー・バーで葉巻を一服。



　そして、クラブへ繰り出す。



　NIKITAとの出会いがあったか、否か。それは、秘密。

　飲み、踊り、夜は更けていく・・・。

　
　以上が、実録だが、六本木ヒルズに事務所を持って福祉を食い物にしている変な髪形のオヤジ達は、もっと歯茶目茶なことをしている。
　
　彼らは、犯罪すれすれのことをやっている悪人だが、僕らは健全な心を持った不良だ。

　その証拠に、車のナンバーを見て欲しい。



　XANDER。アレクサンダー。

　これは、子供の名前だ。ナンバー・プレートに子供の名前をつけるほど、我ら不良は、家族も大切にしているのだ。