KEVINサイトウの一日一楽 

人生はタフだけれど、一日に一回ぐらい楽しみはある。

香港の空港ラウンジで一息

2006年10月31日 | Travel
 とてつもなく慌しい二週間だった。

 中国で、ビジネス上の突発事故が起きた。予想だにしない、しかも、悲しいトラブルだ。その内容については今、ここでは書けない。

 そのトラブルの収拾に当たるため、急遽、香港経由で中国の広東省に入り、数日を過ごした。

 この急な出張のために、予定していたアンジェラ・アキと寺尾聡の生歌を聞き逃すことになった。

 帰国し、殆ど荷物を詰め替えるだけのようなペースで、ベトナムに飛んだ。

 これは当初から予定されていたものであり、取締役会、マネージャーとの検討会、工場視察、社員を集めたパーティと4日間の行事をすべてこなした。

 そして、再び香港経由で帰国だ。

 毎日が喧騒の中にあった。自分もかなりテンションの高い状態にあった。

 今回に限らず、海外出張はいつもそんなものだ。そして、そんな喧騒から開放され一人になれるのは、空港のイミグレで皆と別れた後だ。

 だから、僕にとって空港のラウンジは大切な意味を持つ。
 パキパキに強張った自分をそっと解放してやるために、静かで心地良い空間が必要なのだ。

 香港空港のキャセイ・パシフィックのラウンジは、そんな僕のニーズにぴったりの場所だ。ここへ来ると、自分の旅は終わった。日常の世界に戻れるという気がする。

 ファースト・クラス・ラウンジには文字通りもの凄く長いカウンターのLONG BARと呼ぶBARコーナーがある。ここで腰を落ち着けながら、飛び立っていく飛行機を眺め、シャンパンを飲むのが好きだ。



 ビジネス・クラス・ラウンジのヌードル・コーナーもよい。タンタン麺、日本のうどんなど何種類かのヌードルが揃っている。量は、通常の3分の1ぐらいの小ぶりである。
 僕は、必ずワンタン・ヌードルを頼む。ギトギトした日本のラーメンがそんなに好きではない。
 だしと塩味のシンプルであっさりした香港のヌードルが僕は大好きだ。

 シャンパンのアルコールがほのかに身体を巡る、或いはヌードルの暖かいスープが胃の中を満たすとき、僕の中で固まった緊張感と疲れがほぐれていく。

 そんな時間に浸っていると、自分のフライトの搭乗案内がスピーカーから流れ始める・・・。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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渋い (sato)
2006-10-31 23:33:57
KEVINさんwithシャンパンat空港・・・
いい光景ですね。

私もそんな光景に想いを馳せて明日からfresh startです!

ボンボヤージ♪
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Unknown (misao)
2006-11-01 11:38:08
どこにいてもシャンパンを飲んでいる貴方が素敵です
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いつか (KEVIN)
2006-11-01 20:57:12
>satoさん 
 いつか、出来れば近いうちに香港か、中国でお会いしましよう。
 新しいお仕事は、香港・中国ビジネスに関連していると言ってましたね。
 あなたの新しいお仕事に、ボンボヤージ。
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お久しぶり (KEVIN)
2006-11-01 20:58:22
>misaoさん

 久しぶりのコメントありがとう。
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