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アメリカで出産・半年の子育てを経て帰国。とりあえず、日本での生活で日々感じたことを綴っていこうかと。

シュタイナーにヒントをもらう

2007-11-13 10:17:19 | 子育てなど
子供ができてからよく目につくようになった「シュタイナー教育」。

親の目からシュタイナー教育を見た「七歳までは夢の中」松井るり子さん著
を読んでみて、ちょっと興味を覚えたので、
その中で紹介されていた本「こどもの心と身体の発育」も
続けて読んでみました。


難しい理論はさておいて、シュタイナー教育の最も素敵な点は
子どもをよく観ることなんだとViviは感じました。
理論や宗教的なことを越えて、バックグラウンドの異なる日本でも
広まっている理由もそこなのではないかと。

この本は、子どもが世界をどのように捕らえているかを知ることができ、
子どもの創造力、ファンタジー、リズムを壊さず導く大人の心構えを
記したバイブル的な本です。

これを読んでいると「子どもってすごい!!」って思います


良い環境、良いリズムで子どもに生活させ、
良いものを食べさせることが大人の第一の役割。

当たり前のことだけれど、忘れがち。

子どもが食べたものや、母乳育児中はママさんの食べたものが
子どもを育てやすくも育てにくくもする、ということも言われていますし、
それを思うと、毎日の当たり前の生活の中にある親の責任って
大きいなーと改めて思います。

力んで必死になる必要はないけれど、忘れちゃいけない大事なことですよね。

そして、一番はっとしたのは
「子どもは小さな大人ではない」という一言。
Viviは子供扱いしないで育てる方がいいのかと思っていたのだけれど、
そうではなく、子どものファンタジーは大事にしてあげないといけないものだと、そして、ファンタジーを壊さずに現実の世界に導くことが可能なんだと
この本から教わりました。


「ナントカ式」とか「ナントカ教育法」に囚われずに、
でもいろんな本や話からヒントを得て、
自分が子どもにしてあげたいこと、してあげるべきことについて
しっかりしたイメージをつくりあげたいですね。


「子どもの体と心の成長」 
カロリーネ・フォン ハイデブラント著 イザラ書房