ゆーにゃん伝説

我が人生における爆笑事件・爆笑瀕死体験・遭遇した数々の奇妙な人々・謎の生物を、少しずつ公開していきます

■ターミネーター クロニクル

2009-01-15 11:25:44 | 会社編
明けましておめでとう♪
数ヶ月更新していなかったが、
久々に書きたくなった事件が起きた。
これは実際に起きた事である・・・

「ターミネーター」と言う映画を見た者は多いだろう。
あの話は、遠い未来かもしれないが、実際にありえる事である。
その起源は何処に・・・と考えるとパラドックス論となる。

それが、僕の目の前で起きたのだ。
それは、2009年1月9日。この日を僕は永久に忘れない・・・

この日、昼休みが終わり同僚Kが会社に戻って来た。
彼はPCを起動し業務に入る。
カタカタカタ・・・
カタカタカタ・・・
カタカタ・・・カタ・・・

浮かない表情だ。長いまつ毛の瞳には、憂いが・・・
憂いの色が宿っていたんだ。

Kがつぶやいた。
「メモリ増設したのに、全く早くならないや」

僕はそんな悲しい彼の表情に、胸が痛くなった。
何も出来ない自分に腹が立ち、
世界には何億と言う人間が存在しているにも関わらず、
今、この瞬間
この悲しみを知る者が果たして何人いるのだろうと。
みぞれ交じりの暗い空を僕は見上げた。

君を助けたい・・・
君を守りたい・・・
君が笑顔になるのなら僕は・・・

そして僕は気づいてしまった。

・・・今思えば この事さえ無ければ、
悲しい未来は避けられたのかもしれない。

軽い気持ちで僕は言ってしまった。
「メモリ増設しただけじゃ 早くならないよ」
「声、掛けてやったのか?」と。

Kは言った
「・・・掛けて・・・なかった」と。

手が掛かるよK 内心つぶやきながら、
僕はKのPC本体の背面口に向かい、そっと<耳打ち>をした。
「御願いだ。Kの為に強く・早くなってくれ」と。

そして、多少はサクサクと状況が良くなったとK。
しかし、Kに満面の笑みは無かった。

仕方ない。U氏に頼むしか道は無い・・・

最終兵器U氏。
彼に声を掛けてもらうしかない。
僕は頭を下げた。

そしてUは言った
Kのマシンに向かい、ただ一言。心を込めて。
「・・・がんばれ」と。

その瞬間、マシンが自我に目覚めた。

U氏愛用のノートPCのディスク挿入口が ガシャ!!
急に開いたのだ。
(御願い、私だけを見て・・・)切なる願いがノートPCを目覚めさせたのだ。

そう。この瞬間 未来は殺伐した運命へと動き出したのだ。
この自我こそが、ターミネーター、また、マトリクスの様な
機械帝国の発端となる・・・起源だったんだ。

僕は恐ろしくて他言出来ない。
この事実を、全世界へ誰か発信して欲しい

後世の僕らの仲間達に、警鐘を鳴らしてほしい・・・


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