ゆーにゃん伝説

我が人生における爆笑事件・爆笑瀕死体験・遭遇した数々の奇妙な人々・謎の生物を、少しずつ公開していきます

■愛しのギャルねーちゃん

2008-07-25 02:58:44 | 会社編
この話は、僕の人生の中で最後まで記憶に残る
一人の女性の話である。
・・・もしかしたら女性らしき・・・生物の話である。

名前は[C]
超セクシー、超美人、超優しく、超オモロー
僕は、この生物が大好きだ。

初めて発見したのは、その生物が面接に来た時である。
僕は会議室の外から中を覗いた。

毛は長いが・・お・・・男か?
また、けったいなヤツを面接しているなぁ・・・
これが僕の第一印象。
その生物が女性らしきを確認したのは、その数日後だった。

小首をかしげて 僕:(おいおい もげるぞ)
ヌフ!と笑顔  僕:(このヤロー抱くぞ)
Cです宜しくっ 僕:(噛み付きたいぜ カワイコちゃん)

がしかし・・・
僕はその日から悶々とした日々を過す。
ヤツは、本当に女なのか・・・
意を決した僕は、3日悩んだ末、その生物に問いただす。

「僕はゲイや種族では差別しない。安心してくれ。」
「一体、お前はどっちなんだ?」
それが、Cとの最初の<まともな>会話だった。

未だに、性別に関しては不明である。
関係者は同意見であると僕は信じる。

この生物、とにかく全てが マッハ級
まず生年月日。
  紀元前である事は確実である。
  アダムとCと言われている。種の起源なのだ
次にヤツの軌跡
  ジュラ紀、白亜紀・・笑わせるな
  ヤツは、肺呼吸がエラ呼吸に進化する、まさに[その時]を
  その目で見ていたのだから。

  降り注ぐ隕石、噴火、大陸移動、飼っていたマンモス
  (あ・・これ愛知万博のね)
  そして、活躍した戦国時代
  米騒動、大塩平八郎の乱を見ていたと言う

  隠れてないキリシタン・・・と言う説もある。

  マリー・アントワネットに
  「庶民に 食べ物が無いなら、お菓子でも食え」と
  言ってしまえと、耳元で某吉○の女将 さながらに囁いたのもヤツ。

  アポロ13以前に、ロシアのライカ犬と共に
  ロケットで打ちっぱなし放置プレーで1度死んだのもヤツ。

  何度でも蘇生するんだよ・・・ヤツは。

そんなC。
僕の隣のC。
僕は、動物トレーナー。Cの体調管理は僕の仕事。
Cの目の開く幅で、その日を測る。

朝と昼では、顔が違うC(塗装が剥げている)
2時と4時に、エクソシスト並みに白目となるC
存在しない硬い虫が見えると言うC
お弁当箱を、いつまでも洗わないC
人の話を適当に返すC

鏡を貸してと言ったら
  「はぁ?タマネギ何て持ってない」と言うC
電話で、
  水戸○○社の、水戸様からお電話ですぅ~ と、
  徳川一族を出してくるC
僕の質問に
  「カリフォルニアがどした?」
   と意味不明なこと言うC
スキル向上と、
   サティスァクション(自己満足)を間違えるC
何を聞いても
  遠すぎるヒントしか出せないC
若い頃
  タイマン張ってたC

だけど・・・
誰よりも、心が優しくて
誰よりも、心が暖かくて
誰よりも、本当は傷つきやすくて
誰よりも、おもしろくて
誰よりも・・・・
誰よりも・・・・カタカナが苦手なC

僕は、ずっとCと友達でいたいよ。
とっても とっても大好きだから。

もっと早く知り合えていたら楽しかったね。

さて、明日の朝も目の大きさで 体調管理をしてみようかね・・・

<僕の 愛しのギャルねーちゃん>の巻 終わり



  






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■図鑑と僕とワニと恥

2008-07-24 10:17:06 | 雑多箱
昔々の事・・・。
僕は、幼き頃から漫画ではなく
小説や図鑑が大好きだった。

兄の部屋には、どの家庭にもありがちな、
第一子に期待して買い揃えた数々の本。
だいたいにおいて、その子は読まないと相場が決まっている。

僕は、下から二段目の棚が大好きだ。
図鑑の棚。カラーなんだ。 
たくさんの写真や、絵が描いてあるんだよ。
毎日、少しずつ読む。一度に読んだら勿体無いだろ?

小学校一年生。
僕も一庶民として通学が始まり、気が付けば二学期となっていた。

子供ながらに人間関係も出来、
まぁ、まずまずの学校生活である。

ある日、あの教師が、僕の、人生を、変えた。
「皆さん、エジプトのピラミッドって知ってるかなぁ~?
 あんなに大きいの誰が建てたんだろう
 不思議だねぇぇ ニコニコ」
(僕 心の声:
オイオイ、そこの女教師 何をたわけた事を。我を誰だと思う)

その時、僕は光輝いていた。 
人生初のマジ光だ。 
嗚呼、こんなに眩くて皆、ごめんよ・・・

「はぁぁぁぁい、はいっはいっ!」

「あら・・・ゆーにゃんさん(本名は明かせ無い)、
 知ってるのぉ?」

起立する僕。
後ろに押されるイスの音でさえ、我が英知を称えているかの様だ。

見よ、聞けよガキどもよ(自分もガキだが)
「はい、ピラミッドは、ワニ人間が造りました!」
 (イエッス、完璧っ)

子供50人程いる教室が、
こんなに静かになる事もあるものか・・・と思える瞬間の静寂。

ある意味、真空状態だ。
(さぁ、遠慮するでない。驚け、庶民の子供達。 
 崇めよ我を~・・・ん・・・?)

惑星破裂の様な笑いと、
ヤジが狭い教室を飽和状態に変えた。

「ゆーにゃん、頭おかしーー
 変な人―――ギャハハハハハハハハハハハ」

何だ、この空気は。
何だこの予想外の事態は・・・
僕は、人生初のパニックを味わった。

憤慨しつつ帰宅。 我が経典である辞典を開く。
ほら・・・書いてあるよ・・・見開きページで(涙

頭がワニで、首から下が人間。
腰に布巻いた人々が、ムチで叩かれながら巨石を運んでいる。
汗だらけだよ。

母に抗議。
「何言ってんのよぉ、あれは冗談の本よ(笑顔」

括弧笑顔(笑顔)だとぉぉぉ?
あれは、僕の人生の知識全てだったんだよ・・・

教訓:危険な図書は、子供の身近に置かない

昔々の事。 <図鑑と僕とワニと恥 終わり>
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■ピーちゃんと、にーちゃん(羽を授かりし男)

2008-07-24 10:16:27 | 家族編
昔々の事。
実家を二階建てにする為、一時、借家へ非難。

我が家は、昔から鳥が大好きで
ヒナからインコを育てていた。

インコのヒナは、幼鳥時はスケルトン。
ご飯を食べると、標本のさながら胃に落ちていく。
COOL!

手乗り、手乗られ、手玉に取られ?
インコは、天使の様に優雅に舞い、自由に糞をする。
まさにフリーーダム!

でもいいの。あなた達が幸せならば。
だけど、僕の頭にはしないでね。
だって嫌だから。兄貴の頭が丁度良い。

ある日、僕はオヤツを食していた。
んふふ。横を見ると、兄貴はピーちゃんに遊んでもらっている。

兄と言う名の下僕よ。
その小さき猛禽類の爪に、人差し指と言う名の
己の肉体を差し出すが良い・・・

下僕は、口にミカンをくわえ粒々を
親方様(ピーちゃん)に献上していた。
大儀。実に大儀である。

数分後、んぐっ・・・んぐんぐっ・・・がふーーーーと、
荒い息がする。
幸せに興奮でもしておるか兄よ。 

振り向く。

兄は、羽を授かっていた。天使となっていたのだ。 

♪誰~もいないと思~っていても~
 どこかで どこかでエンジェルが~

兄の横顔、
開いた・・・開ききった唇。
突き出す尻尾。尻尾・・・シッポ・・・しっぽぉぉ!?

ミカン粒に熱中していた親方様は、
兄の口へと進軍を決意なさったのでした。

僕は笑った。
笑って泣いた。
泣いて笑って半回転した。また、笑った。
親は不在だ。

うっかり溜まったツバを飲み込めば、
ノドチンコまで達している親方様も飲み込んでしまう、
20グラムしか無い、親方様の体。 
無理に引っ張れば、傷ついてしまう。

兄、もがく、下を向く。

親方様、落ちまいと爪を舌に食い込ませる。 

兄、うめく、よだれが滴る・・・・

嗚呼、兄弟がいるって 楽しいことなんだなぁ。
こんなにも、兄さんと笑い会えるなんて 思いもしなかったよ

残念ながら、どうやって解決したかは記憶に無い。
ただし、親方様はご無事でなによりである。

その後、親方様は、偉業を成し遂げられる。
食べようとしたトコロテンに思い切り着水され、
完全にお姿が埋没。

それからの長い人生、
トコロテン=インコ味となり苦手となった。

昔々の事。<ピーちゃんと、にーちゃん(羽を授かった男)終わり>
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■悲しき野獣女(走れエロス)

2008-07-24 10:15:26 | 会社編
昔々の事。
あれはバブル絶頂期。
僕もまだうら若き、イケイケ女だった頃の事。

その日も通勤は、青いボディコン・金ベルト。勿論SMチックなピンヒール。
なびく黒髪ただひたすらに長く、恋せよ乙女と花が咲く・・・。
今日は○○駅で友人と食事。
うがっ!ざ・・・残業・・・無念いや、しかし間に合わせる!
般若の形相でむさぼるが如く、仕事を片付け、食い逃げが如く、
会社を飛び出しただ・ただ走る。

カツカツカツ・・・カカッカカッ・・・グァッグァッグァッ!
ピンヒールが次第に音を変えていく。
やばい時間が無い。この電車を逃したら、30分はズレ込む。
いつしか、私は[やまんば]になっていた。
現代の、やまんば・・・フッ笑わせないで。本物は見た者が瞬間
「食われる危険」を直感で感じるものよ。

横っ腹が痛い・・・いだいぃ・・・
歯を食いしばる・・・口呼吸・・・グハ・・唾液が流れる・・
ロン毛がなびく・・口に額にかかる・・・鼻にシワが寄る・・
呼吸が暴れ馬の様に、雄たけびを上げている・・・
過ぎ行く下々の者が、私を見る・・・そんなにワラワは美しいか!?
さぁ見るがいい。この完璧なイケイケなアチキを~!!
ふと下を見た。
さすがボディコン! 走る衝撃で、いまや裾はウエストだ(半狂乱笑)
腰からケツがサポートタイプのストッキングが・・・
おパンツが丸見えじゃ!
しかし、我が今欲するは[時間じゃ]時間が無いのじゃーーー!

半獣半人と化した私は、駅までの長い長い道を
走れエロス状態となり、駆けて行った(気持ちは馬車馬)

嗚呼・・・感激の涙。
駅の明かりよ・・・あれが憧れの駅・・・階段上ってさぁ乗るのよ
あの栄光の電車に!

突如、私の目の前に自分のヒザがあった。

体が回った。

頭の中に、母さんが一瞬見えた気がした。

駅広場にチェーンが張り巡らせてあったのだ。
気づかず、全力疾走の私は、腹がブチ切れる程、突進&食い込みと言う
究極のダブルパンチをくらい、
二つ折りの携帯さながらに、折れていた。

エイリアンの様に、口から唾液がダラダラと、とめどなく流れ出る。
スカート・・・腰まで上がってる。ケツ・・・丸見えですわ。
金ベルトした派手なスーツの女が、罠にかかって苦しんでいる光景に
周囲は距離を置いていた。

しかし、泣かない。
だって私には時間が無いから・・・。
胃液拭く間もなく、這って階段を上がる。
プシュー・・・・ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・

改札。
友達が笑顔で待っていた。
私は、アントニオ猪木の様な「何だコノヤロー」的な表情を保つのに
精一杯で、胸いっぱい。
何も食べられなかった。こんな恥、言えない。
だって私はイケイケですもの・・・。

帰宅。風呂。脱ぐ。
・・・拷問跡の様なアザが、体を横断していた。

昔々の事。 <悲しき野獣女(走れエロス) 終わり>
























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■香港 虎の穴「出入り禁止令」

2008-07-24 10:15:02 | 雑多箱
昔々の事。

僕が小学校1年の頃の話・・・
当時テレビでは、Gメン75が流行っていた。
刑事もので、年に何度か海外ロケをする。それがファンにとっては
何よりの楽しみである。

僕の大親友のMちゃん。
遊びに行くたび、ずっと気になっていた事があった。
今日こそ、このモヤモヤを晴らすのだ。

Mママ「あら いらっしゃい」
僕「おばさんは、どこの出身ですか?」
Mママ「東京よ(笑顔)」
僕「おばさん、そんな事はないでしょ。嘘だ」
Mママ「んーん東京よ(苦笑)」
僕「絶対違う!」
Mママ「じゃ・・・どこだって言うの?」
僕「中国地方」
Mママ「・・・な・・なんでかしら(半怒)」

僕は当時、中国地方と中国と、香港は同じと信じていた。
僕「おばさんさ、中国地方の人だよね?」
Mママ「・・・ワナワナワナ・・・」
Mママ「なんでかしら?」
僕「だって、顔が香港虎の穴 の人と同じだから」

Mママ「今すぐ出て行きなさい!もう来ないでっ!」
と、激怒。
子供ながらに、絶対的な自信があっただけに僕は傷ついた。
大人の酷な一言で、幼いグラスハートの僕の心は砕けた。

今、僕は大人だ。冷静になった今、もう一度考える。
僕は正しい。
香港虎の穴(ヤン・スエと言う役者)
参考:http://kakutei.cside.com/dragon/enemy/page01.htm







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■ある意味、ニュータイプ

2008-07-24 10:14:27 | 雑多箱
昔々の話。
僕のバブル絶頂期シリーズ(いつからシリーズ?)

その日は、紺のボディコンに金ベルト。
たなびく黒髪は、どこまでも長く・・長く。
歩く後には、カツカツとピンヒールの音が続く。

東京某所・・・あいにくの雨。
寒いわ・・・ボディコンは暖かくなくてよ!
友人と昼食をと、某イタメシ系の店内へ。
腰の降りを意識しつつ店内へ・・カツカツカツ。

皆、見るがいい・・・オーッホッホ
カツカツカツ・・・
と、ズグァッーー!
雨で濡れたピッカピカの床で、事もあろうか滑ってしまった。
バランスとれず、ワンピの裾はケツ近くまでめくれる程
足が、ドバンと広がった。
体制を元にと焦った動きが、裏目に出てしまった・・・。

足がもつれ・・オットットット
ドッサーー ズルルルルル======
頭から、ホームベースへ一目散の、スライディング(泣)
皆が、ドン引きしている。
だ・・・誰か、笑ってよ・・・こんな時は笑いなさいよ
何よ、その哀れんだ目は(怒)

でも、私は負けない。
だって昭和の女ですもの♪ 髪をはらい服を整え、
何事もなかった様に、腰をフリフリ席へ向かう。
(相方、何で何も言わないのだ? フォローしろ)

店内が妙に静かだ・・・何だ貴様ら・・・
フン!と、自慢のロン毛を肩から払いのけ、
恥ずかしさを早く沈めたい気持ちドキドキを、見透かされ無い
様に、イスにドサっと腰をおろした私なの。

その瞬間よ・・・そう。あの瞬間よ。
私の目の前・・・遠くにつま先があるじゃな~い。
頭が痛くてよ・・・

思い切り腰掛けた為、イス毎ひっくり返ってしまった。
足は、シンクロの様にV字。(見事 10点 10点 10点)
ボディコンは、伸縮素材だった為、体にフィットなの。
足がVに開脚なら、結果は1つ。
腰までワンピースは、めくれていた。
所謂、ご開帳状態だ。

近くで、バカ笑いが聞こえる。手を叩いている・・・??
横のテーブルの外人夫婦が、ツボにはまったらしく(サンキュ)
外人的 爆笑をしていたのだ。

もう・・・嫌。
仕方なく、横向けにゴッローン。
店員慌てて 駆け寄る。
スックと、立ち上がる。そして、優雅に友人に近づき、
ソッとささやく。
「早くココ出んだよぉ 分かったかうらぁ」

昔々の事 <ある意味 ニュータイプ>の巻  終わり・・
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