ゆーにゃん伝説

我が人生における爆笑事件・爆笑瀕死体験・遭遇した数々の奇妙な人々・謎の生物を、少しずつ公開していきます

■痛いミス(僕がクビを覚悟した日)

2009-11-24 17:28:07 | 会社編
この時期になると毎年嫌でも思い出す。
あの悪夢の一ヶ月を・・・。

再度、アップするわ☆

昔々の事。
まだピッカピカのOLだった頃の話・・・。

世間ではクビなんて言葉、
ドラマではよく飛び交っている。
しかし現実には、そんなヒドイ事って起こるものかと
当時は他人事の様に思っていた。

ソフト会社で営業事務をしていた頃。
当時は、まだ年賀状のソフトなんぞ無く、
手書きが一番・・・と言う
お決まりごとが根強かったものよ。

バブル絶頂期。
キンキラのお水の様ないでたちに、
でも仕事はビシと、やっちゃうわ♪
ラランラランと今日もまた。

担当したのは、大手メーカーのお偉いさん。
せっせ・・・せっせ・・・と書いたわさ。
と、問い合わせの電話が鳴った。
アッ、イヤーン 書き損じてしまったわ
(裏面の挨拶部分)
仕方ない、メモ用紙だわね。

対応途中、保留にされ・・・
永遠と思う時間が過ぎていった。
忘れられたのでは・・・と不安がよぎるほどに。

手には書き損じの葉書。そしてペン。
最初は、渦巻き渦・渦・・立方体・・迷路・・・
まだ保留・・・
うちの犬、エサ書かなきゃ♪
食べたら、ウンコ!
立体文字のガッビーーン! 鳩の焦って血走った顔!
芸術は、爆発した。

そうこうしているうちに、対応が再開。
後で 葉書シュレッダしないとね・・・。
端に寄・せ・て・・・・
そして対応は終わり、またセッセ・・・セッセ・・書き書き。

そして 何とか書き終わり、その年は多忙にて元日には×
としても、まぁ間に合った。
そして あと数日で年末休暇である ララン

休暇を目前にしたある日。
んがっ!
あ・・・あ・・・あ・・・泣
アノ葉書は、何処へ行ったの???

しっかりと、某泣く子も黙る大手メーカーの本部
統括部長の名が刻まれた、
アノ葉書は何処~ 何処~ 何処~
端に寄せて、その後 何十枚も書いて・・・
トントントン整頓。
誰かに預けて・・・

・・・出しちまったかい・・・

これで取引が全てダメになったらどうしよう。
バレたら、クビで済むのか・・・?
怖くて怖くて、年始から会社に行きたくない状態。

1日が過ぎ・・2日が過ぎ・・1週間経過
きっと、先方の方、心が広かったのだと、思い込み、
この話は墓にもっていかねば・・・。

あの葉書どうしたんだろう・・・
ウンコや、ガビーンが書いてある年賀状・・・

昔々の話  <痛いミス(僕がクビを覚悟した日)>の巻・・
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■懺悔な気持

2009-11-18 09:51:56 | 会社編
日々、色々と「しでかす」僕である。
これは昨日のこと・・・

ビルの共同トイレ。
比較的、他の人に遭遇することも無い
静かな空間。

たまに、不審者と言うより・・・
奇妙な人に遭遇することもある。
(それは、また次の機会に報告として・・・)

昨日も、一人・・・。
ガチャとドアを開けた。

物音もせず・・・一人の
メタボな大きな男の人が・・・
隣の個室に入ろうと・・・立っていた!

ウォォォォォォォッ!
驚いたた僕は(そりゃ驚くわ)叫んだ。

が・・・
・・・が・・・
がしかし・・・

格好は男子と同。
顔・・・は、おじさんの様だが
おば・・・さんだった・・・(ショゲ)

二重に驚いた僕は、こりゃまずい!!と
すぐ謝罪をしたのだが
人間、焦るとろくなことはない。

特に僕の場合は。

「す・・・す、すいません(焦)
あっあっ、あの・・・
・・・女の人、ですもんね
  (汗:僕何言ってんだ!?)
男性に見えても、女性ですもんねアハハハ」
 (懺悔:こんな事言うつもりじゃー)

言えば、言うほどドツボであった。


だが、どちらともつかぬ状態にしている方も
悪いのだ(開き直り)
女に生まれたからには、
年は関係なく、一目で性別が判断できる様にせい!

と頭を下げつつも、少々不服な僕であった。

今日は、これから外出だ。
いっちきます。
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■僕の夢日記-34

2009-11-02 09:10:05 | 苦笑の夢編
僕は毎日、夢を見る。
決して見たい訳では無い・・・
僕が、僕自身に「見させられる」のだ。
登場するのは、何故か決まって同じメンバーである。

僕にとって夢とは、
無限に続く逃れようの無い悪夢なのだろうか。


■(2009/11/01) 八王子新宿タワー

駅から通じる空中の遊歩道に冬の冷たい雨が降る。
空は灰色、
駅へと急ぐ者は、突然の雨に身をすくめ
歩を速めていく。

僕と高田は、八王子駅に降り立つ。

空中の遊歩道の正面には、
最上階を、天空へいわんばかりの高層ビル
そう。それは
「八王子新宿タワー」である。

今日、完成したそのビルは
特定のパスを持った者だけが入ることを許される
VIP専用のビル。

僕と高田は、蝋で封印された
一通の封筒を、聞いたことも無い財団から送られた。

≒500m
雨に濡れまいと、僕らは足早に傘の無い中
八王子新宿タワーへと向かう。

3階分はあるのでは無いかと思う
一枚ガラスの巨大な扉が、僕らの目の前に。

黒服の魔人の様な大男が、斧を持って2人。
入口の前に立ちはだかっている。
大きさは、2階建て程度だ。

「用無き者は、立ち去れぃ・・・」

雷が轟く様な声が、
雨雲を突きぬけんばかりに響き渡る。

僕らは身を縮ませる。

「用があるから来たのだろうが・・・」

これまた、耳をつんざく様な声が響き渡る。
もう一人の門番だ。

そりゃそ~だ。
とつぶやいた高田に、斧の鉄槌が下る。
僕らはギャーギャーと逃げ惑いながら、
扉の隙間から中に入り込んだ。

肉眼の限りでは、見通すことが出来ないほどの
吹き抜けだ。

円形に作られた内部は、
この世のものとは思えぬ輝きを放つ、
巨大なシャンデリアと、
無数の金彫刻により、目がくらみそうだ。

所々に凝った装飾の真っ白い大理石の石柱が
神話を思わせる作りである。

ぐるぐると、階段の無き回廊の様なスロープを
僕らは上っていく。

すれ違う人々は、皆ハリウッド映画で
見たことのある顔・顔・顔。

吹き抜けの下を除くと、
これまた吸い込まれそうな・・・吸い込まれる・・・

一体、このビルの大きさは・・・と考える事自体が
誤りの様に思えてくる

ほどなく進むと、自販機があった。
その横に長机が設置され、そこにはパイプイスに座る
バックストリート・ボーイズ。
誰も、彼らに興味が無いのか通り過ぎていく。

僕は、至近距離から手を振り
彼らも、全員で手を振ってくれた。

一人は、持っていた煎餅を僕にくれた。
いいヤツだ、こいつら・・・
袋の中には塩煎餅が2枚

片言で
「バックストリート・せんべダヨ」
と説明してくれた。

僕らは、彼らに別れを告げ、
上の階へ進む。
あたりが騒がしい。
行ってみれば、ブルース・ウィリス!

所謂、ダイ・ハードオヤジだ。
大ファンの僕は、近寄りたいが
どう接したら良いものか・・・ともじもじ。

すると高田は、威風堂々と彼に歩み寄り
ハグ&頬に形式的なキスをする。

「小学校の同級生でね」
と高田は、きらめく笑顔でブルースと肩を組み
笑っていた。
僕は、正座して深々とお辞儀。

「オォ~腹きりガールだね ウツホッホ」

・・・こいつ何がツボで笑っていやがる
と内心ムッとしつつ、立ち上がる僕。

「これからパーティータイムね~♪」
と、ブルースの提案で巨大なケーキが運ばれた。
吹き抜けのフロア3階くらいの高さだ。

金髪美女に、東洋美女、ハリウッドスターが
上の階から下からと
ケーキにダイブして、大笑いだ。

僕はカメラを渡され、遊ぶ彼らを羨ましげに
見つめながらシャッターを押していた。

夜も暮れ、ブルースが僕のところにやってきた。
「ホッホッホッ写真どうだい?
 イイのが撮れたかい?」

「勿論です」と笑顔で答えた僕の顔は
一瞬で凍りついた。
手動巻きかよ・・・今時!!

一枚しか・・・撮れて・・・無い。
まずい。これはまずい。

「早くカメラ渡してクダサーイ」
どうしよう・・・
高田を見た。助けてくれ!

高田が、ピッチャーのフォームで
ケーキを指差している。
よし、分かった。

僕は、力の限り カメラを証拠隠滅で
グッチャグチャになったケーキの中に
ブン投げた。

それを見たスター達は、激怒し英語で僕らを
ののしりはじめ・・・
リンチにでも会うのではないかと
僕は怖くなった。

その時、鼓膜がおかしくなる大爆破!
高田が、ビルに仕掛けたダイナマイトを
発火させたのだ。

全員が汚れたシャツになっていて・・・
もろ、ダイハードで・・・
ガラスが頭から降ってきて・・・

「高田ぁぁぁぁぁ 高田ぁぁぁ」
僕は、高田を探した。
人々は頭から血を流し、パニック。

しかし全員がダイハードの
ジョン・マクレーンだ。
見分けが付かない。鏡に映る僕の顔も・・・
マクレーンだった・・・

・・・・・ピピピヒピ(目覚ましアラーム)

・・・・・僕は明日も夢を見るだろう。
明日も明後日も・・・ずっとずっと。
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