先週、数年ぶりに地権者協議の為、東小金井市在住のHさん宅を訪問した。
駅におりたってみると、武蔵小金井駅舎はとても立派な建物になっていた。
小金井街道とJR中央線のかの有名だった開かずの踏み切りは、小泉前総理のとき、
中央線を高架にして解消されたとのことです。当時計画中だった再開発ビルも竣工し
活気にあふれていました。
東京の行動は素早いなと感じます。それは税金徴収額の地方との差から来るものでしょうが
これだったら、三陸鉄道や東北本線山元町付近の鉄道の復旧は関係者が云う程困難とは
思えません。
次にローカルな話ですが、JR中央線南口に小さいアーケード付の商店街があります。
そこには深井戸天然水「六地蔵のめぐみ、黄金(こがね)の水」のペナンドが揚げられて
います。「地域オリジナル商品」かと思いきや、小金井市はもともと湧水豊かな土地柄で
この「名水・湧水」という地域資源で商店街の活性化に活用しようということが発端で、
「六地蔵」の敷地で2004年暮れに深さ100メートルの井戸を掘削したことに始まります。
「六地蔵」の深井戸の水はミネラル成分を程良く含む「中硬水」。
遠刈田温泉などと同じように、石鹸はあまり泡立たず、洗濯などにはあまり適しませんが
飲用として水を扱う方々、特に茶道家の方には高い評価を得ているとのことです。
[飲み方]
六地蔵の脇の水くみ場にあるプッシュ式の蛇口を押せばコップ一杯の水が出てきます。
煮炊きに使いたい人は登録料500円を払い、専用蛇口の水詮を受け取ればその後は
使い放題です。
さて「六地蔵」は駅南口近くの前原坂上交差点の東側に私背丈程の六角柱に一体ずつ
彫られています。
1707年建立と刻まれています。建立時は、今の東日本大震災、東京電力福島第一原子力
発電所の事故のように、元禄大地震、宝永大地震、100km離れた江戸一帯にも大量の
火山灰が降った富士山大噴火と次々と自然災害が発生した時代です。
大災害から生き残った村人たち46人は地震で犠牲となった村人の霊を慰めるとともに
後生の人々が再びこのような災害を受けることのないように六地蔵を建立し、切に安寧を
祈願したものでしょう。
アーケード対面には六地蔵にちなんだ現代彫刻のようなかわいいお地蔵さんが登場して
おりました。
出迎え地蔵、しあわせ地蔵、いきかえり地蔵、おどり地蔵の4体で、全部で六体設置予定
とのことです。
次回はコミックを私についてです。