球春近し２００８

なんだかんだと言いながら、時の移ろいゆくのは早いもので、今年もとうとう、週刊ベースボールの選手年鑑号が発売される季節になりましたよ。

秋にシーズンオフを迎えてから、ほぼずっと伏雄状態だった各プロ野球ファンも、この選手年鑑号が出る頃に、そろそろ本格的な目覚めを迎える方も多くいらっしゃるのではないだろうか。
…もちろんあたしもそのクチで御座いまして。

プロ野球の世界に舞い戻ったのは１９９６年。
その２年後、１９９８年から、この時期になると決まって週刊ベースボールの選手名鑑号だけは欠かさずに買うようにしている。
１９９８年の今頃と言えば、丁度長野オリンピックに日本が沸き返っていた頃。
あれからもう１０年か…。

ふと１９９８年の選手名鑑号をひっくり返してみたら、時代の移ろいは裏表紙にも。
裏表紙はサンヨーのデジカメの広告。

８１万画素のデジカメが８５０００円。

時代は変わるなあ…。
この頃はまだ、カメラと言えば普通に銀塩のカメラの出番だったし、ましてやケータイにはカメラもウェブもなく、ショートメールがあったか…という程度だしねえ…。

この選手名鑑号が出る頃になると、そろそろファンクラブの継続手続きをしなきゃね…とか、気が早い人はもう今季の遠征計画を立てたり、早いところだともう開幕戦の先行予約が始まったりして、ホーム側のファン、或いは開幕早々敵地に乗り込むビジターファン、それぞれが本格的に今季に向けて動き出すのも、丁度週ベの選手名鑑号が出てからだ。

…。

おいらまだファンクラブの手続きしてねえやorz

いや、千葉マリンの開幕戦を見なくてもいいというのであれば、別に急いで手続きをしなくてもいいのだろうけれど、年度末もなんのその、同僚や上司、家族の罵声もなんのその、ホーム開幕戦は見なければならぬ…という人は、今週末にでもとっとと手続きをしておかないと、ホーム開幕戦はもとより、ジョニーの引退セレモニーが行われる３月１５日のオープン戦のチケット争奪戦にも遅れをとってしまう。
おいらみたいな、４年以上前からパリーグファンをしているという向きは、ＣＳや日本シリーズでさんざん痛い目を見ていて分かっているはずなのに、どうしても頭から「チケットは当日買うもの」という固定観念が抜けきらず、発売日当日にチケットを押さえるのは、福岡などに遠征をかける時だけ…という頭でいるから、どうしてもチケット争奪戦には後れを取っちゃうんだよねえ…。その点、セリーグファンの皆さんは鍛えられているから手順からして違うのはさすがだなあ…。

しかも、今の生活では、２月と６月、９月は財政危機を迎えるので、支出一つにも気をつけないと、破産することはないだろうが、まさに「ロッテ貧乏」を地で行く生活になりかねない。
しまったあ。迂闊にゴールドにするんじゃなかったなあ…。
まあいいか。