小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

福田首相、電撃辞任

2008-09-02 01:49:50 | Weblog
どうだね、下々の諸君。ビビッたか? たじろいだか?

福田首相が突然の辞任、新たな布陣で政策実現を(gooニュース) - goo ニュース

福田康夫首相は、午後9時30分から首相官邸で記者会見し、辞任することを明らかにした。テレビ各社の中継によると、次の臨時国会で景気の総合経済対策や消費者庁に関する審議を控えており、「国民生活のことを第一に考えるなら、ここで政治的な空白をもたらすことなく、新しい布陣で政策を実現を図らなければならない」と辞任理由を述べた。辞任の決断は先週末と明らかにし「国民に迷惑がかからないこの時期を選んだ」と話した。

記者から、安倍首相に続いての唐突な辞任は政治不信になるのではないかと問われ「安倍総理のケースとは違う。安倍さんの場合は健康な問題があった」と述べた。
別の記者からは「総理会見が他人事のように聞こえるという国民からの声もある」との質問され、「他人事のようにとおっしゃったけれど自分自身を客観的に見ることも出来るんです。あなたと違う」と憮然とした表情で答えた。


このニュースを知ったのが、仕事後にケータイで開いた某SNSのマイミクさんの日記(←だからMixiって言えw)ということからして、どれだけの衝撃を世間に与えたか…ということをうかがい知ることが出来る。
いやあ…。
冒頭の高田総統ネタじゃないけれど、そんな言葉が素で出てくるくらい驚いた。ビビッた。たじろいだ。
世のニュースでは、やっとこさ臨時国会の日取りが決まったとか、国会招集前には公明党の圧力に遭い、国会が開かれたら開かれたで、参議院は野党が過半数を占める「ねじれ国会」の状況下、政権運営も一筋縄ではいかないというところで、果たして福田さんの解散総選挙はいつになるのか、秋口か、或いは来年1月かと、具体的な日取りまで示されて報道されていただけに、このタイミングでいきなり辞めるとはねえ…。
決して予兆がないわけではないのだけれど、まさかこのタイミングで辞めるわけなど無いと誰もが思っていた状況での電撃辞任。
最近は日本の亜熱帯化が進んでいるらしく、「ゲリラ雷雨」なる言葉まで生まれたこのご時世にあって、政治の世界では「ゲリラ辞任」が主流になりつつあるようで。

う~ん…。
福田さんねえ…。

民主党との大連立は(以下略

それ以外に何か功績らしいことは残しましたっけ?
後期高齢者医療制度などの、実質のケツ拭きを任されたのは、評価の対象の内に入るんでしょうかね。
数々の諸問題の矢面に立たされてケツを拭きまくった…という意味に於いては、確かにご本人が仰有るとおり、「これからの日本に道筋をつけることが出来た」ということにもなるのだろうが…。

となると、当然話題は次の総理大臣…ということになるのだろうけれど、国民からの人気が高く、今の自民党政権を立て直せる人材…ということになると、今幹事長をしている「あの人」しかいないような気がするのだが、小泉さんと折り合いが悪いんだよなあ…。
それに「あの人」は、ある程度政権の外から自由に言ってくれるから良さが生きるのであって、日本の宰相…ともなると、この人の良さはまるで活かされなくなるのだろうし…。
かといって、じゃあ他に誰か政権を任せられて、国民からの支持も得られやすい政治家がいるか…となると…。

いっそのこと、安倍さんと福田さんの隔年交替でいいよ(笑)。
面倒な難題はお互いに押し付け合い(笑)。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
功績を残さない事が功績。 (Fumi)
2008-09-02 03:03:24
功績を残そうと、最終的に妥協しまくりで郵政民営化や道路公団民営化を推し進めた事が最善だったかどーかという考えも。。。
サミット主催国としてホストを務めたぐらいってのはかわいいもんかも。

公明党に操られてて、自分の好きなように出来なかった気がするので、かわいそうな気もする。

公明党に逆らうと消されるからなぁ。。。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080901_all_about/
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そもそもが (小馬太郎兵衛)
2008-09-02 10:37:23
安倍さんが去年の今頃に辞めて、次は麻生さん…という空気が充満していたところへ、どこからともなく担ぎ上げられて総理の椅子に座っちゃったのが運の尽き…というなり方だったからなあ、この人は…。

小泉政権下の官房長官時の、薬害訴訟の完全救済に持ち込んだ時と同じように、なんとか政治的手腕の一つくらいは見せて欲しかったものですが…。
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