ワンダバワンダーランド

日曜日。
たそがれ呑兵衛さんやたこすけさんの勧誘を断り、「茨城の片田舎」ポティロンの森へは行かず、一人で過ごすことを選択。
家にいたところで何もやる気が起こらなかったので、ウルトラマンシリーズの音源を集めたＭＤなんぞを聞きながら、ブログを更新している次第。なんでそんなもんを聞いているかと言われれば、手近にあったから。なんでおまいはそーゆーものを持ってるんだと言われれば、そんなもんを棚に並べていたレンタルＣＤ屋が悪いっ！！
さて、ウルトラマンシリーズの音源と聞いて、ウルトラシリーズを見て育った世代が真っ先に思いつくのは、ファンが語るところのいわゆる「ワンダバ」ではないだろうか。
「ワンダバ」。帰ってきたウルトラマン、エース、タロウでよく流れていたのだが、MATやらTAC、ZATなどが怪獣めがけて飛行機やらで突撃するときに流れていた曲と言われれば、大多数の人の頭の中には、ほれ、もう「♪ワンダバダバダ、ダバダバダ、ダバダバダン」がぐるぐると回っているはず。間違いない。
「ワンダバ」で思い出した苦い記憶。１０年前、近隣の高校演劇の卒業公演で、大橋泰彦の「ゴジラ」を上演したときのこと。音響担当だった俺は、ハヤタ役出撃の時に、演出から「帰ってきたウルトラマンで使われていたワンダバを探せ」と言われたものの見つからず、TACの歌を編集してつないでごまかしたことがあったなあ。演出した人間にとってもそれだけ「ウルトラマン＝ワンダバ」だったわけで、あれは心残りだった。ちなみに、同時に使用した「モスラの歌」は、メンバーの中にゴジラマニアな奴がいて、すんなりと入手（笑）。
しっかし、「ワンダバ」って、歌っている人も大変だろうな。滑舌がよくないと歌えないから。聞いてもらって口ずさんでみれば、どれだけ大変かがよくわかる。