小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

福山競馬終 わ っ た な

2007-02-16 10:59:03 | 競馬の話をしようか
中国新聞 地域ニュース - 福山競馬で2頭目の薬物検出

 福山市営競馬のレースで1着になった競走馬の尿から禁止薬物のモルヒネが検出された問題で市は15日、別の競走馬1頭からモルヒネが検出されたと発表。問題発覚後、同じ厩舎(きゅうしゃ)の競走馬全16頭を検査し、判明した。市は13日、競馬法違反(禁止薬物の使用)の疑いで容疑者不詳のまま福山東署に告発。15日は2頭目の検出馬が出たことを東署に通報。同厩舎の16頭は17、18日のレースに出走させない。


この問題が表沙汰になったのは、今月9日のこと。
このニュースが取り上げられた時は、モノがモノだけに、静観…というよりは日和見しておこうか(笑)と思ったのだが、2頭目となれば…。
ちなみに、9日の同じ中国新聞の記事。

中国新聞 地域ニュース - 福山競馬の馬から禁止薬物

福山市は8日、市営競馬のレースで1着になった競走馬の尿から、禁止薬物である鎮痛剤のモルヒネが検出されたと発表した。通報を受けた福山東署は、競馬法違反(禁止薬物使用)の疑いで関係者から事情を聴く。市によると、検出馬は1月27日に出走したワラクステルス号。市規則に基づく1、2着馬の尿検査で判明した。麻薬取締法で管理が規定されているモルヒネの検出は国内でも極めて珍しいという。


っていうか、モルヒネって…。
ディープの時のように、呼吸器用に使った薬がレース当日まで残っちゃいましたとか、そんな生やさしいレベルの問題ではない。対人間用に使用しても十分麻薬としての機能を果たす薬を、馬に投与する意識もさることながら、法律上、入手が制限されている薬を、どうやって競馬場に持ち込んだか…という問題もある。
この問題が表沙汰になった時は、正直誰がやったかも特定できないし、一応外部犯行説も考えてはいたのだが、外部犯行となれば、福山競馬の警備の甘さを指摘されるし、そうなると残る目は…。しかも同じ厩舎から2頭ともなると…。

中央は言うに及ばず、地方競馬だってどこもおしなべて苦しい時期。
どこの主催者も賞金、賞典は軒並み切り下げられ、ぎりぎりの運営を強いられている時にこの話が出てくるとはまた、風当たりが強くなるようなことをしてくれたものである。
しかも禁止薬物がカフェインだの呼吸器系の薬だの、そんな生やさしい物ではないからなあ…。言葉の響きからして違うしね。

終わったな、福山競馬。

  


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