主にプライベート面のおいらの境遇のせいで、「止まない雨はない」「明けない夜はない」という言葉は、到底信じられる言葉ではないのだが、マリーンズの状態がここまで酷いと、おいらはこんな境遇なくせに、こんな言葉をかけざるを得ないような…。
楽5―3ロ(4日) 楽天が逆転勝ちで3連勝(共同通信) - goo ニュース
[ニッカン式スコア]
○ 青山一丁目 4勝1敗
S ハンソデバンド 3勝1敗9S
● 養母田 1勝4敗1S
HR 来よった1号、必要崎20号
こんな展開でも勝てないのか…。
冷静になって思えば、なんとか必死にたぐりよせた試合の流れを、知らず知らずのうちに手放していたということか。
それは7回裏、2打数2安打の草野を相手に、好投していた俊介を76球で下げて古谷にワンポイントでスイッチした継投策なのだろうか。
そして8回、状態があまり芳しくない薮田相手に懸命のリードを続け、粘る山崎の裏の裏をかいたつもりが、山崎にとっては「最終のお土産~!!」と言わんばかりのインコースに入ってきたことだろうか。
今更、里崎のリードについてどうこう語る必要はないだろう。
山崎のコメントを見れば、サトのリードはもはやドツボ以外の何物でもないのは明らかだし、ご覧になっている皆さんこそが、それぞれの言葉をお持ちだろうから。
【楽天】山崎、言い出しっぺ決勝2ラン - 日刊スポーツ
ここまで言われるサトって…。
俊介から古谷にスイッチして、古谷と伊藤で7回裏を乗り切って、あとは薮田とコバヒロに繋ぐという手に出たベンチのそれは、果たして「勝負手」だったのだろうか…と思うのだ。
もちろん、1点差しかないとはいえ、好投していた俊介を76球で下げるのだから、ベンチからすれば「継投で1点を死守する」という意味合いで、勝負手だったのは間違いないだろうが、その勝負手に、ベンチの覚悟はどれほどあったというのか。
今日のような場合、おいらは継投なら継投で構わないとは思う。
草野が当たっていたということもあり、左をぶつけて一つ一つ不安要素を取り除く意味合いでは、左の古谷をワンポイントで繋ぐ手は、例え倉持明日香嬢にさえ「あの継投はない」とぶった切られようと、しっかりした意味合いがあるのなら、それはそれで構わないとは思う。
まあ、倉持家じゃあ、クラさんは千葉テレビでも見せないほどテレビの前で湯気が立つほど怒ってたんだろうねえ…。
ただ、その「勝負手」が失敗したとして、そのリスクをベンチが背負う意識が、監督やコーチ陣の中に、どの程度あったのだろうか。
思えば、監督はことある毎に選手に責任は負わせるが、自ら責任を取るような発言は、少なくとも今まで見たことがない。多分あるとは思うけれどorz
おいらが西村監督に今ひとつ足りないなあ…と、物足りなく思っているのは、「勝負師」としての采配。
「ここはこの手で行ってやる」という采配が見られない。
今まで、そうした采配がまるでなかったというわけではない。交流戦期間中、延長戦になったら力のある投手から入れていって、「この試合を取るんだ」というメッセージを暗に選手にも客にも刷り込んだ采配もあったが、それ以上に、「この采配には痺れた」というシーンにお目にかかったことは、少なくともこれまで一度もない。
それは、前監督で例えれば、2008年5月の対ヤクルト戦、守護神イム・チャンヨン相手に流れは互角と見るや、前監督はランナーを出して、打者がフルカウントまで粘ったところで、当時足を痛めて欠場していた西岡を代走に起用、それがイム・チャンヨンの動揺を誘い、結果犠牲フライでサヨナラ…という采配が代表的。
正直、前監督はやたらめったとカネがかかったり硬直過ぎる選手起用など、いろいろ言われるところはあったが、時折、采配に勝負師としての意地を見ることが出来た。
更にその前の「(´エカ`) <選手達はハッスルが足りない」の監督などは、采配まではさすがに事細かには覚えていないけれど、勝負勘を鍛えるため、選手に麻雀を勧めていたりしていたこともある。
もっとも、そんなシーンはめったやたらとお目にかかれるようなものではないのは百も承知だが、「イチかバチかの大ばくち」の采配が見られないということは、裏を返せば相手は、敵が博打を仕掛けてくることはまずないから、安心して盤石の体制を整えられるということに他ならない。
古谷への継投が「メイチの大勝負」というのなら、少なくとも、監督はこのようなコメントは残すはずがないと思うのだ。
【ロッテ】ついに仙台で13連敗 - 日刊スポーツ
サトのリードもさることながら、ベンチワークも完璧に丸裸にされているのではないかと思う。
相手にとっては、これほど分かりやすく、ゲームの組み立て方がしやすいチームも他にないだろう。
打線の組み替えを示唆しても、結局動くのは先発投手で指名打者とセンターが変わるだけ。他のレギュラー陣を下げることも一切しない。
我慢して同じ手にこだわるのは大事かも知れないが、運を揺らして流れを引き込む作業もまた、勝負に生きる者には大事な手段ではないのか。
例えば競馬でも、流れが悪くちっとも当たらないから、単勝や複勝など、より当てやすい馬券で、まず1本の当たりを掴んで流れを引き戻そうとすることは普通にするでしょう。
かといって、いきなり派手にスターティングメンバーを入れ替えることは、今の流れからしたら、かえってマイナスにしかならないだろうと思うので、明らかにウイークポイントであるところから入れ替えてもいいのではないだろうか。
大松もそろそろ気分転換でレフトを外してもいいと思うのだが…。
まあ、動いてこないでしょう。きっと。
「止まない雨はない」とは思いたい。
ただ、今日のような勝ちパターンでさえも、いともあっさり崩される現状。
勝負の世界に生きる監督が、どのような動きを見せるのだろうか。
下を向かないために、打つ手はあるのか。
ああ、清田のプロ入り1号の話が飛んじゃったよ…_| ̄|○
↓♪声合わせて 歌おう マリーンズのために~♪
楽5―3ロ(4日) 楽天が逆転勝ちで3連勝(共同通信) - goo ニュース
[ニッカン式スコア]
○ 青山一丁目 4勝1敗
S ハンソデバンド 3勝1敗9S
● 養母田 1勝4敗1S
HR 来よった1号、必要崎20号
こんな展開でも勝てないのか…。
冷静になって思えば、なんとか必死にたぐりよせた試合の流れを、知らず知らずのうちに手放していたということか。
それは7回裏、2打数2安打の草野を相手に、好投していた俊介を76球で下げて古谷にワンポイントでスイッチした継投策なのだろうか。
そして8回、状態があまり芳しくない薮田相手に懸命のリードを続け、粘る山崎の裏の裏をかいたつもりが、山崎にとっては「最終のお土産~!!」と言わんばかりのインコースに入ってきたことだろうか。
今更、里崎のリードについてどうこう語る必要はないだろう。
山崎のコメントを見れば、サトのリードはもはやドツボ以外の何物でもないのは明らかだし、ご覧になっている皆さんこそが、それぞれの言葉をお持ちだろうから。
【楽天】山崎、言い出しっぺ決勝2ラン - 日刊スポーツ
楽天山崎武司内野手(41)が8回、決勝の2ランを放った。鉄平の適時打で同点に追い付き、なお2死二塁。カウント2-2、ファウルで粘って10球目の内角直球を、左翼席に運ぶ20号2ランだ。ベンチに戻ると「やっと捕まった! やっとインコース来た! もうドキドキ。やってる本人も一番ドキドキだったよ」と興奮はおさまらなかった。
ここまで言われるサトって…。
俊介から古谷にスイッチして、古谷と伊藤で7回裏を乗り切って、あとは薮田とコバヒロに繋ぐという手に出たベンチのそれは、果たして「勝負手」だったのだろうか…と思うのだ。
もちろん、1点差しかないとはいえ、好投していた俊介を76球で下げるのだから、ベンチからすれば「継投で1点を死守する」という意味合いで、勝負手だったのは間違いないだろうが、その勝負手に、ベンチの覚悟はどれほどあったというのか。
今日のような場合、おいらは継投なら継投で構わないとは思う。
草野が当たっていたということもあり、左をぶつけて一つ一つ不安要素を取り除く意味合いでは、左の古谷をワンポイントで繋ぐ手は、例え倉持明日香嬢にさえ「あの継投はない」とぶった切られようと、しっかりした意味合いがあるのなら、それはそれで構わないとは思う。
まあ、倉持家じゃあ、クラさんは千葉テレビでも見せないほどテレビの前で湯気が立つほど怒ってたんだろうねえ…。
ただ、その「勝負手」が失敗したとして、そのリスクをベンチが背負う意識が、監督やコーチ陣の中に、どの程度あったのだろうか。
思えば、監督はことある毎に選手に責任は負わせるが、自ら責任を取るような発言は、少なくとも今まで見たことがない。多分あるとは思うけれどorz
おいらが西村監督に今ひとつ足りないなあ…と、物足りなく思っているのは、「勝負師」としての采配。
「ここはこの手で行ってやる」という采配が見られない。
今まで、そうした采配がまるでなかったというわけではない。交流戦期間中、延長戦になったら力のある投手から入れていって、「この試合を取るんだ」というメッセージを暗に選手にも客にも刷り込んだ采配もあったが、それ以上に、「この采配には痺れた」というシーンにお目にかかったことは、少なくともこれまで一度もない。
それは、前監督で例えれば、2008年5月の対ヤクルト戦、守護神イム・チャンヨン相手に流れは互角と見るや、前監督はランナーを出して、打者がフルカウントまで粘ったところで、当時足を痛めて欠場していた西岡を代走に起用、それがイム・チャンヨンの動揺を誘い、結果犠牲フライでサヨナラ…という采配が代表的。
正直、前監督はやたらめったとカネがかかったり硬直過ぎる選手起用など、いろいろ言われるところはあったが、時折、采配に勝負師としての意地を見ることが出来た。
更にその前の「(´エカ`) <選手達はハッスルが足りない」の監督などは、采配まではさすがに事細かには覚えていないけれど、勝負勘を鍛えるため、選手に麻雀を勧めていたりしていたこともある。
もっとも、そんなシーンはめったやたらとお目にかかれるようなものではないのは百も承知だが、「イチかバチかの大ばくち」の采配が見られないということは、裏を返せば相手は、敵が博打を仕掛けてくることはまずないから、安心して盤石の体制を整えられるということに他ならない。
古谷への継投が「メイチの大勝負」というのなら、少なくとも、監督はこのようなコメントは残すはずがないと思うのだ。
【ロッテ】ついに仙台で13連敗 - 日刊スポーツ
ロッテが、仙台での球団ワースト記録となる13連敗を喫した。1点リードの8回裏に、リリーフ薮田が1死後から四球と2安打で同点に追いつかれ、なおも2死二塁から決勝2ランを浴びた。「チームがリードしていたのに申し訳なかった。一番やってはいけないことをやってしまった」と肩を落とした。西村監督は「伊藤までは良かったが、薮田の四球がいけなかった。(連敗記録は)気にせず、3連戦の1試合残っているわけですから明日しっかり戦います」と気持ちを切り替えていた。
サトのリードもさることながら、ベンチワークも完璧に丸裸にされているのではないかと思う。
相手にとっては、これほど分かりやすく、ゲームの組み立て方がしやすいチームも他にないだろう。
打線の組み替えを示唆しても、結局動くのは先発投手で指名打者とセンターが変わるだけ。他のレギュラー陣を下げることも一切しない。
我慢して同じ手にこだわるのは大事かも知れないが、運を揺らして流れを引き込む作業もまた、勝負に生きる者には大事な手段ではないのか。
例えば競馬でも、流れが悪くちっとも当たらないから、単勝や複勝など、より当てやすい馬券で、まず1本の当たりを掴んで流れを引き戻そうとすることは普通にするでしょう。
かといって、いきなり派手にスターティングメンバーを入れ替えることは、今の流れからしたら、かえってマイナスにしかならないだろうと思うので、明らかにウイークポイントであるところから入れ替えてもいいのではないだろうか。
大松もそろそろ気分転換でレフトを外してもいいと思うのだが…。
まあ、動いてこないでしょう。きっと。
「止まない雨はない」とは思いたい。
ただ、今日のような勝ちパターンでさえも、いともあっさり崩される現状。
勝負の世界に生きる監督が、どのような動きを見せるのだろうか。
下を向かないために、打つ手はあるのか。
ああ、清田のプロ入り1号の話が飛んじゃったよ…_| ̄|○
↓♪声合わせて 歌おう マリーンズのために~♪
勝ち負けの分かれ目って、興味深いですよね。
今回のエントリー、成程と思って読みました。
昨夜の試合、打たれたのは薮田選手の調子がイマイチだったというのは敗因なんでしょうが…
野球は点取り合戦。
点とる打線について何かアイディアがほしいです。3点だけとって守り勝とうというのはやはり無理があるのではと…
大幅に変える必要ないと思うし、ファンの言うことなんて聞く耳持たなくていいですけど、気になるのは、今ここで動いたりしてどういう結果になるのかイメージが浮かばない、あるいはネガティブな結論しか導き出せない、そんな心理状況になってないかということです。
ベンチの結論が「不調の選手が調子取り戻せば…」と思うだけなら、たとえ連敗が止まったところでまた負けが込むだけな気がします。
連敗はシーズンにつきもの。そのあとでどれだけ取り返せるかが大事なんですが、それこそ西村監督どうしたいのでしょうね…
止まない雨どころか、嵐が通り過ぎるのを待ってるだけ…?
乱文失礼しました。
皆さんが一番不安視されているのは、この部分だと思うんですよね。
不調の選手が一人いて、しかし攻守の要だからそうそう落とせないというのであれば、使い続けながら我慢もありうるでしょうが、クリーンアップ3人ともですからねえ…。
しかも3人がなかなかひっこまないので、控えの選手に出番が来ない。
出番が来なければ試合勘が鈍り、思うような成績が上げられない…という、悪循環に既に突入しているように思います。
それでもベンチがなにかしらの戦略を持って、危機的な状況も乗り越えられると考えていれば、それはそれで一つの見識なのですがね…。