とうとうあの「鉄人」佐々木竹見元騎手の記録が破られました。
大井競馬の内田騎手が506勝、年間最多勝記録を更新(読売新聞) - goo ニュース
記録と約束と処(ry)は破られるためにあるなんてよくいうが、前人未踏、空前絶後の大記録と言われた、佐々木竹見の505勝が、よもや21世紀の御代に破られる日が来ようとは…。
とはいっても、記事中にあるとおり、内訳が地方445勝、中央61勝というのがミソで、実は南関東の記録だけをたどれば、まだまだあと60勝は足りない計算になる。
我々南関東ファンが、内田博幸506勝…と言われてもピンと来ないのは、その60勝こそが越えられない壁としてあるのかもしれない。
いや、記録にケチをつけようというゲスな勘ぐりをしようってわけでは毛頭無い。地方騎手で中央で年間60勝も挙げるというのは至難の業だし、南関東だけに打ち込んでいれば、土日はナイター期間中を除けばホリデーだから、土日にゆっくり身体を休めることもできるだろうが、時代がそれを許さない。内田博幸に(個人的にはサトル節にもあった「ウ・チ・パ・クゥ~」という言い方は絶対好かん)中央に乗って貰うためには、南関東から馬を毎週特別指定交流競走に出して貰わなければならず、それを毎週出す関係者も、寸暇を惜しんで乗りに行く博幸も凄いと思う。
だがしかし…だ。
往年の文男や石崎のような、絶対的な信頼感という面ではどうなのだろう。
まあ、今の南関東の競馬の重要なファクターとして、博幸の取捨があることは紛れもない事実だし、騎手の存在自体がファクターになること自体、絶対的な信頼感という意味に於いては逆説で成り立っているとは思うのだが、では、文男や石崎にあるものが、博幸にはまだ無いような気がしてならない。
もう一度重ねて言っておくが、決して記録にケチをつけて妙ちきりんな評論家ぶろうっていうつもりはまるでない。記録は確かに凄い物だし、博幸が今や押しも押されぬ南関東の大エースたることは、ファンの誰もが否定する文言を持っていない。
ただ、それは博幸がまだ若い(という年齢でもないが)からこそのイメージなのかも知れないが、文男や石崎、そして昔の竹見さんのような、絶対的なものを醸し出しているか…と言われると、残念ながらおいら自身は首を横に振らざるを得ない。
たのむからおいらに、「あのバカなにやってんだ下手くそ」とぼやかせてくれ。それこそが即ち「大エース」の証なのだから。
もう一皮むけたら…、博幸は、凄いよ。
さて、お隣の国の競馬で、大変なことが起きたようで。
朝鮮日報 競馬:レース中止に怒った観客が放火
30年前の園田競馬場ですか?
っつーか、主催者の不手際なら焼き討ちされても仕方ないかもしれないが、雪じゃどうしようもないだろって。
最近の日本ではこの手の話はとんとご無沙汰で、わずかに3、4年前の立川競輪場で、審判が周回誤認をしたレースを、審判長がレースを成立させてしまい、怒った客数十人が騒いだという話が伝えられただけである。ひょっとすると他にもあるかも知れないが、おいらの記憶にある限りではそれからは聞いていない。それにしても、当時伝えられた話で、騒いだ客が数十人程度というのに愕然とした記憶が蘇る。世が世ならば騒擾事件として発展していたはずなのに、「負け犬と立川の客はよく吠える」と、「ギャンブルレーサー」の関優勝に言わしめたほどの立川の客でもそれくらいだったのかよ…orz だったなあ…。
しかし、30年前の園田焼き討ち事件を引き合いに出したが、昔は公営競技場というのはとんでもなく恐ろしいところで、なにか客に不都合なことがあれば、客はすぐ騒ぎ出した。騒擾事件を恐れた主催者が下手に出るため、交通費などをゴネ得して帰る輩には、どの主催者もほとほと手を焼いていたらしい。各公営競技団体が出している年史を紐解くと、騒擾事件がつぶさに記録されているところからしても、昔は如何に公営競技が騒擾事件に手を焼いていたかが手に取るように分かろうというもの。
そういう意味に於いては、今の競技場はどこも平和なのかな…。
平気で子供連れをみかけるようになったし、健全になりつつあるのかな。健全と元気さは反比例するらしいが。
そういえば、コーチ屋さんは最近見なくなったな。
おいらがはじめて船橋競馬場に行った1993年10月なんか、入場していの一番にコーチ屋の洗礼にあったもんなww 「よう兄ちゃん、山田さんって知ってるかい?」なんて気安く声をかけてきやがって。今はあんなおっちゃん達は見ないなあ。田舎の競艇場に行くと未だにいるらしいが。あるいは「ノミ屋潰し」と呼ばれる特異なオッズもたまに出るし。2連単は普通の3ケタの配当なのに、2連複や複勝で万シュウとか、ごくごくたまにありますよ。
まあ、さすがはあちらの国だわ…というニュースでした。
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大井競馬の内田騎手が506勝、年間最多勝記録を更新(読売新聞) - goo ニュース
地方競馬・大井所属の内田博幸騎手(36)が18日、浦和競馬第11レースで1番人気のトーセンマンボに騎乗して優勝、今年の地方・中央通算勝利数を506勝とし、1966年に佐々木竹見・元騎手が記録した505勝の年間最多勝利日本記録を更新した。
この日までに502勝としていた内田は、この日の第4、第7レースで1着となり、第10、第11レースにも連勝した。506勝の内訳は、地方445勝、中央61勝。
記録と約束と処(ry)は破られるためにあるなんてよくいうが、前人未踏、空前絶後の大記録と言われた、佐々木竹見の505勝が、よもや21世紀の御代に破られる日が来ようとは…。
とはいっても、記事中にあるとおり、内訳が地方445勝、中央61勝というのがミソで、実は南関東の記録だけをたどれば、まだまだあと60勝は足りない計算になる。
我々南関東ファンが、内田博幸506勝…と言われてもピンと来ないのは、その60勝こそが越えられない壁としてあるのかもしれない。
いや、記録にケチをつけようというゲスな勘ぐりをしようってわけでは毛頭無い。地方騎手で中央で年間60勝も挙げるというのは至難の業だし、南関東だけに打ち込んでいれば、土日はナイター期間中を除けばホリデーだから、土日にゆっくり身体を休めることもできるだろうが、時代がそれを許さない。内田博幸に(個人的にはサトル節にもあった「ウ・チ・パ・クゥ~」という言い方は絶対好かん)中央に乗って貰うためには、南関東から馬を毎週特別指定交流競走に出して貰わなければならず、それを毎週出す関係者も、寸暇を惜しんで乗りに行く博幸も凄いと思う。
だがしかし…だ。
往年の文男や石崎のような、絶対的な信頼感という面ではどうなのだろう。
まあ、今の南関東の競馬の重要なファクターとして、博幸の取捨があることは紛れもない事実だし、騎手の存在自体がファクターになること自体、絶対的な信頼感という意味に於いては逆説で成り立っているとは思うのだが、では、文男や石崎にあるものが、博幸にはまだ無いような気がしてならない。
もう一度重ねて言っておくが、決して記録にケチをつけて妙ちきりんな評論家ぶろうっていうつもりはまるでない。記録は確かに凄い物だし、博幸が今や押しも押されぬ南関東の大エースたることは、ファンの誰もが否定する文言を持っていない。
ただ、それは博幸がまだ若い(という年齢でもないが)からこそのイメージなのかも知れないが、文男や石崎、そして昔の竹見さんのような、絶対的なものを醸し出しているか…と言われると、残念ながらおいら自身は首を横に振らざるを得ない。
たのむからおいらに、「あのバカなにやってんだ下手くそ」とぼやかせてくれ。それこそが即ち「大エース」の証なのだから。
もう一皮むけたら…、博幸は、凄いよ。
さて、お隣の国の競馬で、大変なことが起きたようで。
朝鮮日報 競馬:レース中止に怒った観客が放火
韓国馬事会が観客を競馬場へ入場させながらすべてのレースを取りやめたことで、これに腹を立てた一部の観客が周囲に火を放ち窓ガラスを割るなど、強く反発した。
韓国馬事会は17日午前11時40分、ソウル市の競馬公園(果川競馬場)で「大雪のため、騎手と競走馬の安全が確保できない」ことを理由に同日予定されていた12のレースをすべて取りやめた。
しかし、馬事会はすでに午前9時30分から観客1万2000人を入場させていたほか、午前10時からの第1レースと10時30分からの第2レースも予定通りに行っていた。全レースの取りやめはその1時間後に放送を通じて知らされた。
特に、同日のレースは今年1年で最も人気の高かった競走馬がすべて参加する「グランプリ大会」であったため、多くの注目を浴びていた。
待たされた揚げ句レースが取りやめになったことで、観客のうち800人余が、入場券売り場に火を付け、固めた雪を本館の窓ガラスに投げ付けるなど、激しく抗議した。これにより、入場券売り場は全焼し、物的被害は2000万ウォン(約250万円)に上った。
事態を重く見た馬事会は、今月23日のレースにすべての観客を無料で入場させることを約束し、同日販売した馬券をすべて払い戻したほか、競馬雑誌(1000〜4000ウォン=約125〜500円)を購入した観客には次回の来場の際に無料で雑誌が受け取れる引換券を配った。
こうした中、警察は場内に設置されていた監視カメラを確認し、入場券売り場に火を放った容疑者を逮捕する方針だ。
30年前の園田競馬場ですか?
っつーか、主催者の不手際なら焼き討ちされても仕方ないかもしれないが、雪じゃどうしようもないだろって。
最近の日本ではこの手の話はとんとご無沙汰で、わずかに3、4年前の立川競輪場で、審判が周回誤認をしたレースを、審判長がレースを成立させてしまい、怒った客数十人が騒いだという話が伝えられただけである。ひょっとすると他にもあるかも知れないが、おいらの記憶にある限りではそれからは聞いていない。それにしても、当時伝えられた話で、騒いだ客が数十人程度というのに愕然とした記憶が蘇る。世が世ならば騒擾事件として発展していたはずなのに、「負け犬と立川の客はよく吠える」と、「ギャンブルレーサー」の関優勝に言わしめたほどの立川の客でもそれくらいだったのかよ…orz だったなあ…。
しかし、30年前の園田焼き討ち事件を引き合いに出したが、昔は公営競技場というのはとんでもなく恐ろしいところで、なにか客に不都合なことがあれば、客はすぐ騒ぎ出した。騒擾事件を恐れた主催者が下手に出るため、交通費などをゴネ得して帰る輩には、どの主催者もほとほと手を焼いていたらしい。各公営競技団体が出している年史を紐解くと、騒擾事件がつぶさに記録されているところからしても、昔は如何に公営競技が騒擾事件に手を焼いていたかが手に取るように分かろうというもの。
そういう意味に於いては、今の競技場はどこも平和なのかな…。
平気で子供連れをみかけるようになったし、健全になりつつあるのかな。健全と元気さは反比例するらしいが。
そういえば、コーチ屋さんは最近見なくなったな。
おいらがはじめて船橋競馬場に行った1993年10月なんか、入場していの一番にコーチ屋の洗礼にあったもんなww 「よう兄ちゃん、山田さんって知ってるかい?」なんて気安く声をかけてきやがって。今はあんなおっちゃん達は見ないなあ。田舎の競艇場に行くと未だにいるらしいが。あるいは「ノミ屋潰し」と呼ばれる特異なオッズもたまに出るし。2連単は普通の3ケタの配当なのに、2連複や複勝で万シュウとか、ごくごくたまにありますよ。
まあ、さすがはあちらの国だわ…というニュースでした。
↑ギャンブルに手を染めた貴方もそうでない貴方もクリッククリック。
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