小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

脱線転覆事故続報

2005-12-26 09:46:41 | Weblog
特急が脱線転覆 3人死亡、車内になお1人 JR羽越線 (朝日新聞) - goo ニュース

25日午後7時20分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線砂越(さごし)―北余目(きたあまるめ)駅間で、秋田発新潟行き特急電車「いなほ14号」(6両編成)が脱線した。6両中5両が脱線、うち3両が転覆。乗客数十人のうち男女3人が死亡、33人がけがをした。県警によると、26日午前2時現在、1人が車内に閉じこめられていて、呼びかけにも答えないという。県警の調べに、運転士(29)は「突風が来て、車体が浮いた感じがした。左側に車体がとられていく感じがして、脱線した」と話しているという。電車は時速約100キロで走行中、突風が吹き、脱線したという。

 脱線したのは前方の5両。このうち先頭車両は鉄骨造りの小屋にぶつかり、車体がくの字に折れた状態になった。死者や閉じこめられた乗客はこの車両に集中した。

 現場は最上川を渡る鉄橋から南に約500メートルの地点。最後尾の車両は鉄橋から約100メートル離れている。河川敷と田んぼが広がる一帯で民家はほとんどない。

 山形地方気象台によると、庄内地方には25日午後3時24分、暴風雪・波浪警報が発令されていた。いなほ14号は、雪の影響で現場手前の酒田駅を68分遅れで出発していた。


とうとう死者が3人出てしまったか…。
間欠的な突風にまでは対処できないのが現状とはいえ…。

突風の事故としては、1986年餘部鉄橋列車転落事故、古くは1978年東京荒川橋梁上での、地下鉄東西線転覆事故などがある。東西線の事例の場合は突発的な竜巻に巻き込まれたもの、また、餘部鉄橋事故の時は、鉄橋の風速計の不備が指摘されたことがある。
いずれにしても、想定外の風が吹かなければ列車は基本的に脱線なんかしないわけで、古くて重量もある国鉄型車両(485系3000番台)が突風に煽られたということは、いかほどの突発的な風に見舞われたかを物語る。

亡くなられた方にはご冥福をお祈り致します…。


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