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時刻表とともに〇〇年?歳がバレバレ…

2009-04-26 08:34:00 | 本と雑誌

久々の雨の週末になった。ゴールデンウィークの始まりというのに、この天気で地元T市の名物イベント「チューリップフェスティバル」のイベント関係は中止になった。いろいろと準備をしていただろうに、残念なことである。まあ、出店とかの販売関係は実施するというので、雨が上がったらのぞいてみたい。

我が社もフェスティバルのイベント参加を考えていたものの、急きょ休暇が飛び込んできた形だが、さて何をしますかねー。外に出るのは億劫だし、部屋の片づけも気が進まない。そうだ、こんな日こそ時刻表の旅でもしますか!

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ところで愛読書であるJTBの時刻表。めでたく、この5月号で発行1000号を迎えた。「毎月買ってどうするの?」という周辺の声をものともせず、リビングに一冊、枕元に一冊、職場のデスク脇に一冊、クルマの中に一冊…愛読書の域を超えている。(写真:記念の1000号は、一冊保存用にするために二冊買った!)

初めて手にしたのは小学校の4年生の頃か?年表を調べると500号くらいですかねー。親父が職場で使っていたものを持ち帰り、駅名と時刻と記号の虜になった。毎月、お古の月遅れ号を持って帰るようにせがんだものだ。まだ、日本交通公社の時代…。

あら?これで年齢がバレますねー。


沼澤氏の「にいがた星紀行」

2008-12-05 06:29:43 | 本と雑誌

このところお天気続きの新潟地方。夕方帰りになると、西の空にくっきりと三日月が…きれいですよねー。数日前は、金星と木星を一緒に従えて、美しい天体ショーを見せてくれていた。

Dsc06467 星の話と言えば、以前このブログでも紹介した沼澤茂美氏(8月23日参照)。そう、「胎内星まつり」を創設・主宰するイラストレーターで天文研究家だ。その沼澤さん、本を出した。「にいがた星紀行(野島出版・2000円)」がそれだ。

沼澤さんは地元M市出身。こよなく天界を愛していることはもちろん、この本を見ると「ふるさと新潟」を愛していることが分かる。地元紙などに連載した同タイトルのコラムに加筆、新潟に関連する星にまつわるの話をまとめたものだ。

単に天体のことを紹介するだけではなく、地元新潟の風土や歴史、興味深くも美しく幻想的な写真やイラスト、火星人や宇宙旅行の話など、とにかくサービス精神にあふれていて、天文知識のない私でも十分楽しめる。

今年、初めて沼澤さんに会ったが、その気さくな笑顔と話しっぷりに引き込また。テントからテントに渡り歩き、多くの人々と会話を楽しみ、酒を酌み交わす…そんな沼澤さんの人柄がにじみ出ている本である。


「岳」の島崎三歩がやってきた

2008-08-02 08:53:05 | 本と雑誌

はい、お待たせしました!石塚真一先生登場!

Dsc05877 以前、少しだけ紹介した「岳」って漫画知ってる?山をこよなく島崎三歩の話。ビックコミックに連載中!山登りをする人には、絶大なる支持を集めている注目の漫画で、「2008年漫画大賞」受賞作品。その作者が石塚真一君だ。

彼の学生時代に少し付き合いがあって、彼の器用さを羨ましく見つめてい た。何でも自分で作る。積極的に挑戦する。それをやり遂げる。何もなかったように、ひょーDsc05882ひょーとした表情で、多くを語らず…。それって、島崎三歩でしょ?真ちゃんは、三歩なんだなー。

その後、アメリカに留学。アートの勉強はしていたものの、メジャーは気象学。まあ、これも下地になっているんだろう。でも本格的な山登りは、ルームメイトに影響を受け、イリノイ州の岩山に住むようになってからだとか。

「岳」が売れたことについても、「ラッキーだった」と一言。謙虚な言葉だが、もちろん努力と探究心、精神力…何より感性というかセンスというか、それを本来「ラッキー」だけでは言い表せないはず。

「岳」を実写映画に!そんな話もあるとかないとか…応援するよー。ただこの話、真ちゃんが言うには、「山の映画は経費がかかるし、ヒットしないと言われている。それより何より、三歩を演じてくれる俳優さんがねー」確かに、あのキャラを演じるの難しい。

「岳」の島崎三歩。ぜひご一読を!山登りをしない人でも、必ず三歩の人柄に魅了されること間違いない。


板額御前って、知っています?

2008-07-26 18:50:08 | 本と雑誌

T市で歴史講演会があって、参加した。「板額御前」という歴史上のヒロインの話、知っている?

鎌倉時代の三御前(静御前、巴御前、板額御前)で、美人で、勇敢な女武将。彼女だけが、平氏側ということで、吾妻鏡にも多く触れられていないことから、あまりメジャーではないとのことだった。

板額を題材に小説を出版した木村尚志氏がこの日の講師。歴史小説家というと、取っつき難いかと思えば、そうでもない。ひとのいいおじさん?(失礼)話しっぷりも饒舌ではないが(またまた失礼)、「町おこしにも活かせる」と熱く語る。自分の研究の成果を、何とか形にできればと、力が入るんでしょうなー。人柄の良さを感じる内容でした。(本の内容には触れないので、興味のある人は、自分で買って読んでちょっ!…「飯角御前」新風舎、1900円)

地元では、板額研究では第一人者のリキさん。講演の後の木村先生との対談では、マイクを握りっぱなし。木村氏は話す幕なく、リキさんはそれでもおさまらず、終了後も主催者側に色々と注文を飛ばしていた。

文献の少ない中世の歴史を語るとなると、持論の世界が必要。両氏とも、熱心な研究がバックボーンになっており、このリキさん、盛んに「(木村氏と)同じ意見だ!」と強調するものの、実は相容れるものはないのではと感じる。

Dsc05860 リキさんの魅力は、地元志向の独自のスタンスとでも言おうか…山が好きで、その中から山の歴史をひも解き、自らの研究の成果をもとに、自らのアイディアでイベントを企画する。この日も、自ら描いた「板額歴史絵巻」を披露し、木村氏との対談を独演会にしてしまった!この巻物(写真)は見事でしたよ!さすが模型屋のオヤジ、起用だなー。


石塚真一さん、漫画大賞おめでとう!

2008-07-19 14:30:12 | 本と雑誌

買物のついでに、本屋に行った。「岳(がく)」というコミックを大人買いしてしまった。

Dsc05849 作者の石塚真一さん。彼が学生のころ、少し付き合いがあった。彼はとても器用で、何でもできる。音楽も一緒にやった。私がギターで、彼はバンジョーをやっていた。マンガを描くことも知らなかったし、マンガの題材である登山をすることも…(いずれも、アメリカ留学中に身に付けたものらしい。)

この石塚真一さんの「岳」、このたび第1回漫画大賞受賞。おめでとう!すごいですよ、快挙!英雄だ!

この漫画の内容については、まだ1巻しか読んでないのだが、アルピニストの中ではすでに注目されており、以前「山と渓谷」でも紹介されていたことは知っていた。マニアックな内容ながら、主人公の三歩の人柄は、誰でも共感を呼ぶものであることは間違いない。

この石塚真一さん。来月、第二の故郷、新潟に凱旋里帰りする。一緒に飲むのが楽しみである。