快便生活☆☆☆

ムラマサ☆解散後、Perfume・AKB48・西野カナに路線が移行。なにはともあれ管理人の特技は快便です。ああ、また…

法律のお話

2008-06-12 18:48:25 | 快便生活2

元金も返済不要 五菱会のヤミ金被害で最高裁初判断(朝日)



闇金の貸付は、
不法原因給付なんすね。

うけるな。



取立てに来ても、
「民法708条で返還義務はないです」

荒っぽいことされたら
「住侵・恐喝(強盗)・器物損壊罪で告訴します」

金もってかれたら、
「民法709・715条に基づき、
 元本を含めた全額について損賠請求します
 (しかも利息のおまけ付き)」



…闇金いって金借りてこっかな。

まあ、
金もってかれたあと、
逃げられたり、破産されたらアウトですが。

※ 返すつもりもないのに金を借りると、
   詐欺罪が成立する可能性があるので、
   やめましょう。
       (2008・7・5追記)



実務家のご意見はコチラ
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※※※ 今年の本試験を解いてない倒産法選択者は、みたらあかんよ ※※※































【相殺制限のお話~その2】



相殺制限の「専ら相殺に供する目的」(破71Ⅰ②)のあてはめについて、以下のような立法担当官の記述があります。

「当該契約と相殺の意思表示との間に時間的な接着性が認められるかどうか、…が重要な間接事実になると考えられます。」(小川秀樹『一問一答新しい破産法』117頁参照)。

この記述があったので、管理人は本試験問題で相殺制限に気付いたのですが…



よく考えてみると、破産手続開始後の相殺のみが相殺制限にかかるのなら、この記述は間違いということになりそうです。

契約と相殺に時間的接着性が認められても、破産手続が開始すれば当然に相殺するはずで、
契約と相殺の時間的接着性があっても「専ら相殺に供する目的」があることにはならないはずなので。

また、
破産手続開始後に契約し、債務負担をしたのなら、71Ⅰ②ではなく、71Ⅰ①の相殺制限の話になります。



なので、この記述だけを見ると、立法担当官は、破産手続開始前の相殺も相殺制限にかかる、という前提でいるように見えます。



…そんなら、ハッキリそう書いておけやぁヽ(`Д´)ノァァン!!



と思うわけですが。