四国遍路に関心を持ってもらおうと、松山市の第５１番霊場石手寺から５２番太山寺まで約１２キロを歩く「まつやまミニへんろ」が２９日あり、１５―７０歳の男女１３人が参加した。
近年の歩き遍路の増加や、世界遺産への登録活動の高まりを受け、松山ユネスコ協会が初めて実施した。
参加者は白装束を身にまとい、同市石手２丁目の石手寺に集合。本堂前で般若心経を唱えて出発し、遍路道を参考に道後温泉本館や県護国神社前を通過した。菜の花が咲く大川沿いでは、暖かい日差しと時折吹くそよ風で春を満喫。休憩を挟みながら、約４時間かけて同市太山寺町の太山寺に到着した。 記事 愛媛新聞
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