カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

GW 白馬乗鞍岳SNOW

2007-06-09 | 山行記録

2007・4・29 GWの山行「白馬乗鞍岳」2437m
             スノーシュー登山

 

 山頂ケルンと小蓮華岳、その奥に白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳と続く。

 

栂池パノラマウェイのゴンドラで1829mまで一気に昇る。もう既に絶景は目の前に広がっていた!白馬三山をはじめ後立山連峰が丸見えだ!上の写真からは、八方尾根・唐松岳、五竜岳、そして双耳峰の鹿島槍がはっきりと見える。

 

登りにかかる前に、栂池ヒュッテの脇から栂池自然園の入り口まで寄り道。
おととい(4/27)と同じくまっさらの貸し切りステージである。まっすぐ歩いていきたいが、おととい貸切スノーシューハイクを堪能したので雰囲気を目に焼き付けて白馬乗鞍岳を目指す。

 

山麓駅から少し登ると栂池自然園から見るのとはまた一味違ったパノラマが展開する。ハクノリから小蓮華、白馬三山、さらにその先の峰々が一望だ。写真中央の黒い屋根は、栂池ヒュッテ。遠くに見えるハクノリを目指して、いざ出発!

  

カモシカと並行して天狗原へ向かう急登を登る山スキーの人。少々シンドイが、晴れの山はやっぱりいいね!

  下方を振り返る

  目指すハクノリを仰ぐ

  

上高地・北八・栂池のスノーシューハイクから今日はちょっとした登りだ!ハイ、ポーズ!(左)      天狗原に向かう最後の急斜面を登る。(右)

 

  登りつめると、溶岩台地状の天狗原2204mにたどり着く。

 

妙高・火打方面である。絶景だ!この右には高妻・戸隠・根子・四阿山などがズラリであった。

 

   杓子岳方向。千晴も大満足の大展望だ!☆

 

     ☆印の写真の山なみの続きはこんな具合。

 

           火打・妙高~高妻山

 

天狗原のこの絶景は見飽きることはない!もちろんここでランチだ。このロケーションが最高のご馳走である!

  

   さあ、気持ちが乗ってきましたよ!決めポーズで撮りまくり。

 

ランチも済ませ、絶景も十分満喫していよいよ白馬乗鞍岳の斜面にかかる。その手前の鞍部にて。山スキー目的の人が何人か横を行く。

 

   ハクノリ頂上を目指す斜面の登りにて。

 

青空の中から飛び出してくるような感じで、目の前を山スキーヤーが一気に滑り降りて行く。

 

  山頂から下山してきた本格装備の縦走パーティ.

 

  雪の斜面にたたずむ山男ひとり。

  

  青空に向かって登っていく感じの急斜面を1歩1歩登りつめる。

  

やっとこさ、稜線に飛び出して思わずバンザイ!山頂と思いきやここはまだ三角点。

 

 正面に真っ白な小蓮華を見る。小さく黒く見えているケルンが山頂だ!

  小蓮華の右には雪倉岳

  

     だだっ広い雪原をケルンの建つ山頂を目指す。

 

広々として、いいじゃないか!! 雪山への憧れをほんのちょっぴり抱くのであった。

 

       おぉ、いい光景だね!

  ケルンと妙高・火打

  雪原の彼方に雪倉岳

  まっすぐ進めば小蓮華~白馬三山へ縦走ができる。夏山の白馬岳界隈はルンルンで歩けるが、真っ白な雪山縦走が実現するのはいつの日か?

 

右隅の雪斜面を横に走った小さなラインがお判りだろうか?白馬大池小屋である。まだ雪にすっぽり覆われて眠っていた。

  
  山頂には雪面がどこまでも果てしなく広がる。

 
写真を撮り、ぐるりの展望を目に焼き付けて感慨に浸っていると、ヘリの音で我に返った。周りにはだ~れもいない。こっちに向かってヘリが降下してくる。
遭難してませんから~!少々あせる。ヘリに向かって手を振るのはNGなので、両足を踏ん張って、ガッツポーズをしてみる。頭の上に両手で丸を作ってみる。パイロットと目が合った。反転してヘリは高度を上げ立ち去った。ホッ。

 
カモシカの棲家がある静岡県からは毎日富士山は目にしていても、こんな光景は見ることはないのでそりゃそりゃ感激ものだ!いつまでも立ち去りたくなかった。

 
何度も周りを見回す。時計を見ながら、下山を決める。

 
何度も立ち止まっては振り返りながら、山頂を後にし、天狗原を経由して栂池へと下るのであった。

 

低山では新緑から深緑へと変化し、花が咲き乱れ、夏山到来の前哨戦を迎える今日この頃、時季外れの雪景色にお付き合いくださいましてありがとうございました。

GWは、まだこれでは終わらない。翌日、もう1つ山に登ってからの帰宅である。
これでGWの前半戦が終わる。
5/1,~2はお仕事。そして、3日から6日まで後半戦が始まる。
 (記憶が薄れないうちに山行記をまとめようと改めて思うのである)

 

 

 

  

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 越前岳とアシタカツツジ | トップ | カモシカ’S Barへ ようこそ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事